よく使われる『若者言葉』。実は『江戸時代』から使われていた!知っているとカッコいい雑学

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tatsubo1208さん

■若者中心に使われている「若者言葉」

若者言葉(わかものことば)は、主として20歳前後(10代から20代前半)の青少年が日常的に用いる俗語・スラングなどで、それ以外の世代ではあまり用いない言葉のことである。

実は、この会話に出てくる「マジ」「ムカつく」「ヤバい」「ビビる」は、いずれも遥か昔から使われてきた言葉だ。

■今回は他の言葉も加えてご紹介

▼『マジ』

1980年代に入ると若者の中でに広く使われるようになり、「マジで」「マジに」、また「マジ○○」といって使われるようになる。

江戸後期に発表された”歌舞伎当穐八幡祭”のある一文。

”ほんに男猫も抱いて見ぬ、まじな心を知りながら…”

という一文に【まじ】という言葉が記されています。

▼『ムカつく』

「ムカつく」は、「胃腸がむかつく」という言い方がされるように、昔から吐き気や胸焼けが起きていることを指して使われてきた言葉

そこから転じて、関西では江戸時代になって「癪に障る・腹が立つ」という現在見られる用法で用いられるようになった。

▼『モテる』

「モテる」は江戸時代から使われている言葉で、「持てる」が語源とされています。

「持てる」には「持ち得る」の意味があり、そこから「持ちこたえる、保ち続けられる」、そして「支えられる、支持される」という意味に派生し、最終的に「もてはやされる」という意味になっていったのです。

昭和中期辺りからカタカナを併用した「モテる」という表記も広く知れ渡っていきました。

▼『ヤバい』

普段からよく使われている言葉ですが、当時は盗人など悪事を働く人たちの間で使われ、「悪事が見つかりそうになる」「身の危険が迫る」などの意味で使われていたということです。

語源は諸説あるが、江戸時代の矢場(射的場)では隠れて売春が行われていたため、そこに下手に居合わせ、役人から目をつけられたら危ないという意味で、「ヤバい」と言われるようになったという説が有力。

元々は盗っ人たちの隠語だったため、今でもテレビや新聞では使用を避けられる傾向がある。

▼『ビビる』

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