イッテQに文春砲…やらせ疑惑に対する日テレの異例の釈明とは？

4日放送の『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系）では、みやぞんのブラジル旅行の様子をオンエア。

その中で、みやぞんが宿泊したホテルの衝撃的な光景に、視聴者からも悲鳴が相次ぐ事態となっている。

道中でホテルに1泊することとなり、部屋にはクーラーも完備されていて、「結構いいですね。快適です」と満足気な様子。しかし、トイレをレポートしようと個室のドアを開けると、水洗トイレの便器の中には茶色く濁った汚い水が。

便器から飛び出すカエルたちにみやぞんも思わず「やだもぉ～本当に部屋変えてください！」「これは今までで史上初、これは最悪」と悲鳴。

衝撃的な光景に、インターネット上も騒然。「怖い」「見たくなかった」など、悲鳴とも取れる視聴者からのツイートが相次ぐ事態となっている。

中には「モザイクをかけてほしかった」といった声まで。

トイレに行くことをためらってしまった人、水を流すときに映像がフラッシュバックしてしまった人など、症状は様々。みやぞんが現地で体験した恐怖は、想像を絶するものである。

芸人たちが体当たりで世界の文化をお茶の間に伝えてくれる同番組。しかし、今回のトイレでのトラブルは、少々衝撃が強すぎてしまったようだ。

番組きっての人気企画である「世界で一番盛り上がるのは何祭り？」にやらせの疑いがあることが「週刊文春」の取材でわかった。

問題になったのは、名物企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り？」の5月20日放送分の「橋祭りinラオス」。

人工的な泥水池に全長25メートルの板を渡して橋に見立て、板の上を自転車で走りきる競技だった。

報道によれば、この祭りは「存在しない」という。

ビエンチャンに赴任する日本人の駐在員は異議を唱える。「ラオスで『橋祭り』なんて聞いたことはないし、周囲のラオス人に聞いても誰も知らない。そもそもこの地域で自転車といえば、外国人観光客がレンタサイクルに乗るぐらい。この『橋祭り』は不自然な点が多すぎる」

つまり、「橋祭り」は、番組が企画収録のためにセットを組み、地元の人々に協力を要請して実現したものだということになる。

この疑惑に、日本テレビ広報部は「橋祭りはメコン川流域などでかねてから行われている催し」として「今回は現地からの提案を受けて参加したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はありません」と、完全否定

今回の疑惑で人気が落ちることは考えにくいが、視聴者に不信感が募ることは事実。はたして、ヤラセは行われていたのだろうか。