運命の人に出会える確率は?
ロンドンに住む人の中に, ①自分の好みの女性がどのくらいいるのか, ②その女性が未婚であり, 自分に関心を持ってくれる可能性があるのか. そして, ③ロンドンで一晩に偶然遭遇する確率はどのくらいかを算出
ピーター・バッカスさん。
「なぜ僕にはガールフレンドができないのか」
というテーマで論分を出したそうだ。
面白すぎる!
この女性は彼が求める「すべての基準を満たしている」理想の相手とのことだ。
ハンナ・フライ『恋愛を数学する』(朝日出版社)で紹介されている、ピーター・バッカスという数学者が自分と付き合ってくれる女性の数をフェルミ推定で割り出したところ全世界で26人しか居ないという結果になったって話、好き。
しかし、別の学者によると「運命の人」と出会うコツがあるようで・・・
人の心は気まぐれで、非合理的で、予測しづらいものです。でも、数学にできることがないわけではありません。
どうしたら「運命の人」と出会えるか? これには「最適停止論」と呼ばれる数学の一分野から最適な戦略が得られる。
結論から言うと、はじめの37%を振れば、運命の人に出会える確率が最大になります。
もし、あなたが生涯で10人の相手とお付き合いするとしたらはじめの4人を振れば運命の相手を見つける確率は最大になる
ただし、これはデータ分析により最良のパートナーが見つかる可能性を最大化することを目的としているので、もしかすると37%の中に最良の人がいるというリスクもあります。
ある程度、見定めの期間を作り、その中で暫定ナンバー1を見つける。
そして、その後に出会った人で、暫定ナンバー1以上の人を探すのがベストだとか。
まぁ実際そんな簡単じゃないですが。。
読了
『恋愛を数学する』
(ハンナ・フライ、訳者:森本元太郎)
ゲーム理論などの話題が盛り沢山!
人が持て余してしまう「恋愛・心」を、“何とかしたい!”と思う気持ちに、少しだけだが、光をさしてくれる。
数学は決めつけようとしてるのではない。理解しようとする姿勢の表れなんだと思う。 pic.twitter.com/je3ireO5Tu
婚活サイトなどで、異性からの注目を集めたいばかりに欠点を隠そうとするのは逆効果である。
好みは人様々なので一般受けを狙わずに、自分の欠点を魅力的だと思ってくれる人を選んだほうが賢いということだ。
「その女性がタイプではない人もいるけれど、自分は好みだな」と思わせる女性の方が、競争相手もいなくてアプローチしやすい
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