ひきペディア公開へ…『ひきこもりを解決』する様々な取り組み

この記事は私がまとめました

・今日本でも話題になっているひきこもり

ひきこもりとは、ほとんど家から出ない状態が6カ月以上経過し、病気や介護・育児を理由にしない人を指す。

内閣府は、「趣味の用事の時だけ外出する」「近所のコンビニなどには出かける」「自室からほとんど出ない」といった状態が6か月以上続く人をひきこもりと定義している。

「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」が3月23日に発表した資料によると、ひきこもり本人の年齢は、2004年の27.6歳から上昇を続け、18年には34.4歳になったという。

・確かにひきこもりの高齢化が問題に

窓口で対応したことのあるひきこもりの年齢層は、40代が60.9%で最も多く、次いで30代が60.3%だった。50代も51.0%に上っており、高年齢化が進んでいることがわかる。

ひきこもりの長期化で親子共々高齢化し、80代の親と50代の子供が暮らす世帯が社会から孤立し、生活に困窮する「8050問題」が深刻化している。

今年1月に国立社会保障・人口問題研究所が発表した推計によると、日本のひとり暮らし世帯は40年には全体の約4割に達する見通し

・そんな中、状況を変えるこんな取り組みも

世界遺産・白神山地の南の麓、秋田県北部にある藤里町は人口3448人(2017年4月現在)、高齢化率は45%を超える。

2010年、地域福祉の拠点として「こみっと」を開設した。介護予防の機能訓練室、食事サービスの調理室、カラオケや囲碁将棋を楽しむサークル室、婦人会や老人会など各種団体の共同事務所

社協の菊池まゆみ会長(62)は「ひきこもりとか高齢者とか特定せず、福祉サービスが必要な人に集まってもらう場所にしたかった」。

「高齢化が4割を超える町で、次世代の担い手が必要だと思った。一般的な就職が難しいひきこもりの人も、特に力がないわけではない。彼らの力を借りたまちづくり、地方創生がある」

・ひきこもりのための全国的なネットワーク団体も設立されている

東京や大阪、札幌など全国の9つのひきこもりの当事者の会のメンバーが呼びかけ合って、NPO法人「Node」を設立

ひきこもりの当事者や経験者たちが、互いにつながって、支援や就労などの情報を共有して連携する全国的なネットワーク団体

市民の自己責任や自助努力のみに頼るのではなく、必要に応じた情報提供・交換や、各種事業の実施及びそれに伴う調査を支援し、社会啓発と政策提言など必要な取り組みを行うことで、人々の孤立化・貧困化を防止し、各人の個性的な自己実現や多様性・リカバリーを認める社会の持続的な発展に寄与することを目的

団体では、ひきこもりの人のための「交流スペース」の情報や、行政の相談窓口など、ひきこもりに関するさまざまな情報を網羅したポータルサイト「ひきペディア」を来月はじめに公開することに

・Twitterではこのひきペディアが話題に

これは画期的そうな取り組み。
ポータルサイト名が「ひきペディア」っていうんですね♪
暗くなくて良いです
是非活用したいです。 twitter.com/Virgo_horse/st…

ひきペディアはネーミングセンスにちょっとわらった

・いずれにせよ今後も考えていかなければいけない

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