▼音楽配信サービスが活況を呈してる
音楽ストリーミングサービスで世界最大級のシェアを誇るSpotify(スポティファイ)は、2018年3月時点で7500万の有料プラン契約者を獲得済み。さらに、総会員数は1億7000万人に達します。
現在Apple(アップル)が提供している音楽配信サービスApple Musicですが、Appleのティム・クックCEOによれば、そのユーザー数が5000万人を突破
▼音楽配信サービスの売り上げはCDを超えた
国際レコード産業連盟(IFPI)によると、世界の音楽市場でストリーミング配信による収入が分野別で最大になった。
デジタル(ダウンロードおよびストリーミング)の売り上げ(68億5000万ドル)が初めて物理メディア(レコードおよびCD)の売り上げ(68億2000万ドル)をわずかだが上回った。
▼そんな中YouTubeが「YouTube Music」開始を発表
YouTubeは、新しい音楽ストリーミングサービス「YouTube Music」を5月22日(米国時間)に開始すると発表
「YouTube Music」は、米国で提供している有料会員サービス「YouTube Red」に含まれる音楽サービス。
公式の楽曲やアルバム、プレイリスト、アーティストラジオ、ミュージックビデオなどを、専用のモバイルアプリとデスクトッププレーヤーで視聴可能。
数百万の音楽やアーティストラジオと共に、YouTube上のミュージックビデオも楽しめる。
・現時点では日本は対象地域に入っていない
YouTube Musicは5月22日に始動する予定。サービス開始時の対象地域はアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ、韓国になる。
次の段階でオーストリア、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ノルウェー、ロシア、スペイン、スウェーデン、イギリスへ展開される。
現時点で発表されている提供予定地域に日本は入っていません。
▼無料プランと有料プランの2つから選べる「YouTube Music」
YouTube Musicは、これまでYouTubeの有料サービス「YouTube Red」に含まれる音楽サービスだったが、新しいYouTube Musicは文字通りYouTubeの音楽サービスとして独り立ちする。
月額9.99ドルの「YouTube Music Premium」と、広告表示で無料で利用できる「YouTube Music」の2つのプランがあり、Premiumは広告フリーで、バックグラウンド再生、オフラインアクセス(ダウンロード)といった機能を備える。
・「YouTube Music Premium」の特徴は
YouTube Music Premiumはその有料版というより、YouTube Redの音楽サービスと「Google Play Music」を統合したようなサービス
料金は月額9.99ドルと、YouTube RedおよびGoogle Play Musicと同額。現在のGoogle Play Musicの会員は、そのままYouTube Music Premiumも使える。
Googleアシスタント機能も搭載し、曖昧な質問からでも目的の音楽を検索できる。また、ユーザーの視聴履歴(音楽だけでなくYouTubeでの音楽動画の履歴を含む)をベースにホーム画面に表示する音楽をパーソナライズする。
▼「Google Play Music」は近いうちに終了か?
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