優位な立場を利用して卑劣な行為…『就活セクハラ』の実態がヤバすぎる

この記事は私がまとめました

◆就活セクハラ

「就活セクハラ」とは、会社側(使用者側)の採用担当者、リクルーターなどが、就活生に対して、性的な質問をしたり、採用担当という立場を利用して性的関係を要求することをいいます。

セクハラの種類には大きくわけて二つあり、性的言動が拒否されたからといって不当な扱いをする対価型セクハラと、性的言動によって精神的、場合によっては肉体的ダメージを与える環境型セクハラがあります。

▼ほとんどの被害が女性である

深刻化する人事採用担当者による「就活セクハラ」。圧倒的に女子学生がターゲットになるケースが目立っています。

▼手口としては『採用とは無関係に連絡』を行ったり

就活セクハラは、採用面接に限ったことではありません。1つ目にご紹介する手口は、「採用と無関係の連絡がくる」ことです。

これは、面接時に提出した履歴書などの個人情報を利用し、採用担当者が電話やメールで個人的に連絡をし、食事やお酒などに誘うというケースです。

▼また、内定をエサに近づいたりもしてきます

就活生は、たとえ面接以外の連絡が来ても「内定に繋がるかも」と、つい応じてしまう事、ありますよね。採用担当者は、そんな就活生の気持ちを分かっています。

「つき合ってくれるなら採用にしてあげる」と交際を迫るのは、言うまでもなく「就活セクハラ」にあたります。交際を受け入れても、採用されるかは定かではありません。このような言葉に惑わされないようにしましょう。

▼ひどい場合は性的暴行をされる可能性もある

「キスしないと落とすよ」「家に来てくれたら最終面接に通してあげる」など、採用の可否を匂わせて性的な行為を強要することは、紛れもない対価型の就活セクハラです。

セクハラは言動だけによるものではなく、ひどい場合は性的行為の強要をされることもあるので注意しましょう。性的行為に応じないと内定を出さないなどと言って、強要してくる可能性もあります。

▼就活生に対してのアンケートでも『セクハラ』と感じる行為をされた人が多かった

新卒採用サービスを運営する「ディスコ」がこの春大学を卒業し、新入社員となる女子を対象に「女子学生の就職活動」(回答349人)についてアンケートを実施。

面接の場で、「就活中にセクハラではないかと不快に思った経験」は少なくなかったようだ。

▼大手企業の入社試験でも被害が報道され話題となった

DeNA(ディー・エヌ・エー)の採用担当者が、入社試験を受けた女性をホテルに連れ込んだーー。「週刊文春」(4月26日発売)がそう報じた。

また、「トヨタ」の系列企業であるトヨタ自動車系アイシングループでは、平成27年、求職活動中の女性に対して、採用と引換えに性的関係を強要したことが報道されています。

▼もし、少しでも疑わしい行為があれば採用担当者に報告しましょう

面接でのセクハラ質問を一つひとつ報告しなければならないわけではありませんが、不快な思いをさせられたなら、その企業の採用担当者には伝えるべきだと思います。

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