コロンビア代表からブラジル代表まで…次々と起こるW杯での殺害予告

フェルナンジーニョは、6日に行われたロシア・ワールドカップ準々決勝のベルギー戦でクリアミスから相手にオウンゴールを献上。試合も結局1-2で敗れ、4大会ぶり優勝の夢が潰えた。

33歳のフェルナンジーニョは、2014年W杯ブラジル大会（2014 World Cup）の準決勝でブラジルがドイツに1-7で敗れるという屈辱を味わった試合で途中交代になっており、4年前にも厳しく批判されていた。

日本戦では試合開始早々にペナルティエリア内でハンドをとられてレッドカードを提示され退場。10人での戦いを強いられるきっかけとなり、コロンビアは1-2の敗戦を喫している。

同選手は日本戦の序盤で退場したことで批判の矢面に立たされ、SNSには誹謗中傷や殺害予告が寄せられる事態となっていた。

こういった脅迫めいた投稿はすぐに削除されているが、サッカーファンからコロンビア警察などに捜査を求める声が相次いでいるという。

また、サンチェスはGL第3戦セネガル戦で先発復帰して、逆転でのグループリーグ突破に貢献したC・サンチェス。しかし、イングランド戦の後半9分、PA内でFWハリー・ケインを倒してしまい、またもやPKを献上する悲劇に見舞われてしまった。

カルロス・サンチェスのSNSには彼の健闘を讃えるコメントの他に、「コロンビアに帰らないで！！！！」、「殺されるかもしれない」など不穏なコメントも寄せられている。

同紙では、ドイツ戦終了後から数分のうちにドゥルマズのインスタグラムには3000件ものコメントが寄せられ、その中には差別的表現や殺害を予告するコメントも届いていると伝えている。