■成績が思うように伸びない…
■成績が伸びない理由の一つとして「性格」がある
浪人を経験したことのある東大などの有名大学の学生の多くが、自分が現役で合格できなかった理由を「性格がダメだったからだ」と答えています。
性格検査と認知領域の関連性で学力テスト総合得点に影響を及ぼす因子は勤勉性であることがわかった。
「素直さ」は、学力を伸ばす条件としてよくあげられるキーワード。教えやアドバイスを感謝し、受け入れられる素直さが勉強にも大切
■性格がどのようにして「成績の伸び」に関係しているのか?
複数の模試を受けると、調子が良くてA判定を取れることもあれば、調子が悪くてD判定になってしまうこともあります。そんなとき、彼は「D判定のほうは、ケアレスミスが多かった」「自分の本当の実力はA判定だ」と言い聞かせて勉強を続けた結果、不合格になった
自分の欠点に素直に向き合うことができず、結果ミスが多くなり成績が伸びにくくなります。
学問をするときのコツは、謙虚です。謙虚な人は伸びます。謙虚な人は、人の話を聞くことができるからです。分からないところがあったときは、素直に「分からない」と言えます。
■性格が謙虚じゃないと、成績を伸ばす「PDCAサイクル」を機能させることができない
ビジネスでよく聞くこのPDCAですが、自分の勉強に対してPDCAを回せる人は強いです。考えた勉強法を実践してみて、そのダメなところをチェックし、修正してもう一度やってみる。
PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ
PDCAサイクルとはPlan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を繰り返すことで、業務をどんどん改善していく手法
一連の業務を行う上で計画を立てて実行し、結果を評価後改善して次のステップへと繋げていく過程はとても重要なこと
■このPDCAを勉強に生かしていくことが成績を伸ばすことに繋がる
まず、範囲表が配られると(範囲表が配られる前でも)テスト当日の日を確認し、「何点取りたいのか」という目標を決めます。
P=計画です。
立てた計画を踏まえて、なるべく忠実に行動する。計画に沿って勉強を進めましょう! もし計画に追いつけないようであれば修正が必要ですが、やみくもに変更してしまっては、初めに考えた戦略が水の泡となってしまいます。
D=実行です。
立てた計画を基に実行したら、確認を行います。「1日にやる量が多すぎて、計画通りにできなかった…」「計画通りにできているけど、少し物足りないな。」といった風に、計画と実行した行動に対しての”振り返り“をしましょう。
C=チェックです。
Act 内申点が36しか取れなかったら、その原因で直せる部分(提出物・授業態度など)をすぐ直す。
A=改善です。
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