■ティッシュ
ティッシュペーパー(英: tissue)とは、薄く柔らかい紙のうち、難水溶性の日用品(衛生用品)である。ティッシュまたはティシューまたはテッシュ、ティシュとも略される
ティッシュペーパーは、第一次世界大戦の最中、脱脂綿の代用品として作られ、利用されていたという過去があります。
江戸時代には各地で種々のちり紙が生産され、鼻紙、包み紙、紙袋、壁紙、屏風(びょうぶ)や襖(ふすま)の下張りなどに広く用いられた。
「ちり紙(塵紙)」は、元々は和紙の材料である「楮(こうぞ)」の外皮を原料に、和紙を包装する際に和紙を保護する紙として作られたものです。
大阪府や兵庫県、和歌山県や三重県、京都府や奈良県など近畿一円で古紙回収をおこなっておりますが、この内の京都府と奈良県では今でもゴミ袋やチリ紙などとの交換をおこなっております。
昔はどの地域でも古紙とちり紙を交換するサービスが行われていました。
第一次世界大戦が終戦となった1924年以降、ティッシュペーパーの在庫は大量に余っていたため、アメリカにあるキンバリー・クラーク社が、メイクを落とす消耗品として、クリネックスティシューを販売
日本では、1963年10月に山陽スコット(現日本製紙クレシア)が『スコット・トイレットティシュー75m(シングル)』を発売し、翌1964年2月に「トイレットティシュー」に継ぐ製品として、日本初の箱入りティシュ『スコッティ・フェイシャルティシュー』が発売
■そんなティッシュの消費量世界一は日本だった
日本人のティッシュペーパー消費量は1人あたり年間約17箱で世界一となり、2位の米国の約3倍。
日本のティッシュ年間消費量は何と47万トン!国民1人あたりに換算すると1年で、およそ18箱、これは世界第一位の消費量なんです
アメリカなどではティッシュを常備する習慣はなく、代わりにペーパーナプキンやキッチンペーパーを使っているためティッシュの消費量が少ない
■日本人はいったい何にティッシュを使っているのか?
「日本人は角質層が薄い」つまり日本人は外国人に比べて肌を守る角質層が薄く、柔らかいティッシュでなければ肌を痛めてしまうんです。更に、日本には花粉症患者が多く、外国人に比べ鼻をかむ回数が多いことも理由の1つ
ボックスティッシュについて、鼻をかむ、身の回りを拭く以外の用途を尋ねたところ、「虫を取るとき使う」が62.7%で一番高く、次いで「簡単な掃除に利用する」が56.8%、「ほこりや水などを拭く」が52.8%
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