■今年は暖冬だといわれている
WMO(世界気象機関)は6日、この冬の北極は平年と比べ気温が高くなるとの見通しを発表
気象庁は、異常気象を引き起こす「エルニーニョ現象」が、2年ぶりに発生したと発表した。2018年の冬は、暖冬となる見込み。
気象庁の暖冬予報の根拠に、地球全体にわたって大気の温度が高いことに加え、インドネシア東海上の海面水温が平年より高くて積乱雲の発生が多いと予想される
■その影響を受けてか、北海道に雪が降らない
今シーズンは未だに北海道内の観測地点での「初雪」の観測がなく、記録的な雪の遅さとなっています。
道内でまだ一地点も観測していないのが「初雪」。11月4日の時点でも全ての観測地点で初雪の観測がされていない
自然の雪を使ったスキー場としては、日本一オープンが早い大雪山黒岳スキー場では、2018年は、ほとんど雪が積もっておらず、営業できない状況となっています
■上空の偏西風の蛇行が原因だという
今冬は上空の偏西風が北海道付近で蛇行し、平地で雪が降る目安となる氷点下6度以下の寒気が入り込みにくい
今回2年ぶりに発生したとみられる“エルニーニョ現象”。その影響なのでしょうか
9日午後8時までの最高気温は小樽市17・2度、函館市15・8度、札幌市13・4度など各地で平年より2~7度高く、10日も同様の気温
■なんと、11月上旬(10日まで)に雪が降らなかったのは132年ぶり
「そのシーズンに北海道内の観測地点で最初に初雪が観測される日」が11月中旬以降となるのは、1886年以来132年ぶり
観測史上、最も初雪が遅かったのは、函館と札幌の2地点で観測していた1886年で、11月18日に初雪を観測した
記録的な冬の到来の遅れは、道民生活に悲喜こもごもの影響を与えている。
■これにより様々な現象が
16日に今季の営業を始める予定の札幌国際スキー場(札幌市南区)では10日、山麓に積雪はない状態
昨年同時期にはスタッドレスタイヤの交換件数が1日当たり300件ほどだったが、今年はまだ200件ほどにとどまっている
■北海道に雪が降らないというのはちょっと気になりますね…
先月迄今年の雪の季節はどう乗り切るか思案していたのに、この時期になっても雪が降らないので徐々不安になってきました、大丈夫か北海道、大丈夫かスキーの街此処()
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