無欠席を表彰する「皆勤賞」を廃止する小学校が増加している

学校や会社を1日も休まずに登校・出勤すると皆勤賞を貰えることがある

大人の世界では皆勤だからといって表彰されたりすることは少ないかもしれないが、子供の世界ではそういったことが表彰の対象になることがある

1年間もしくは1学期を通して学校を休まないで登校できたという事は、親にとっても子供にとっても嬉しい事

一部の学校では生徒だけでなく、保護者が表彰されることもあるそう

皆勤賞は学校単位で行われており、実施のするかどうかは学校の方針で決めらています

皆勤賞の授与は義務ではなく、各学校・教育委員会ごとに判断基準がある

ここ数年、精勤賞と皆勤賞を出さない学校が増えてきた

『休まないのが偉い』という価値観を子どもの時から植え付けるのはいかがなものか？

いくら体を鍛えていても、いくら抵抗力を高めていても病気や怪我をすることはある

「休むことは悪いこと」っていう風潮が強いから気軽に休めなくなる

日本には、どこか「休まない」ことを美徳とする文化があります

日本人の思考の根底には「休むこと＝悪いこと」といったような等式が存在している

日本人にとって「休むこと」は、なんとなく後ろめたい気持ちを感じさせるものになっています

頑張りすぎる人ほど、この呪縛から離れられない

皆勤賞のために怪我や病気を無理して学校へ行き、健康に影響を及ぼすことが考えられる

インフルエンザやノロウイルスの集団感染発生の原因のになりかねないため衛生上よろしくない