■医学部
医学は、病気の治療と健康の維持・増進への寄与を目的とした学問です。対象は、分子や細胞レベルから人の臓器、精神を超えて社会、世界、宇宙にまで及びます
医学科においては、医師の養成機関としての側面が強い。しかし一部の学生は研究者としての進路を選ぶことがある。
■その医学部がここ10年ブームとなっている
この10年ほど、ずっと医学部受験ブームが続いており、とくに有名な受験エリート高で医学部をめざす人が増えています
日本の優秀な学生たちが、こぞって医学部を目指すようになってしまった。公立・私立を問わず、医学部の偏差値は上昇を続けている
ここ10年間、医学部の定員が1700人以上も増え、受験生が急増した結果、医学部入試の偏差値は上昇する一方
■なぜ医師を目指す学生が増えたのか?
医師になれば、食いっぱぐれがないことだ。その気になれば、70歳になっても働くことができる
平成25年の医者の平均年収は、1,143万円です。過去の平均年収推移でも、ほぼ横ばいが続いています。国税庁の調査結果によるサラリーマンの平均年収は、同年で414万円
いくら医師が激務と言っても、働く場所や環境を調整すれば、納得できる報酬を得ることが、他の職業に比べて圧倒的に容易
一般的に医師は、「立派な仕事をしている」「社会に貢献している」と尊敬の目で見られることが多い
同級生みんな金持ちで、通学のために学校の近くにマンション買った家庭とか、医者の子供とか、大半がお金持ちなのよ〜〜辛かった。。
ガリ勉して難関国立大に行く子と、お嬢様大学に入る子と二極化してたかな。
両親医者のお金持ちお嬢の友達が15万のスマホケースを買うか迷ってるんだけど…やっぱり金持ちは迷いどころが違うねぇ♀️にわかに信じがたいわ
@szjump_
いいね〜!
お金持ち=医者ってイメージがある笑
一部の医学部では別の問題も抱えています。それは「留年」です。とくに一部の私立大学では、大量の留年が発生しています。
1年生が181.8%(前年度比18.2ポイント増)、2年生136.5%(同8.6ポイント増)、3年生113.8%(同10.8ポイント増)、4年生119.2%(同16.4ポイント減)、5年生134.1%(同9.7ポイント増)、6年生100.3%(同3.3ポイント減)
2016年度の留年者割合(入学定員増を補正)です。
医学部人気の過熱で、日本中の優秀な頭脳が医学部に集まっているはずなのに、なぜ留年者数が増えているのか。
■いったいなぜ留年する人が増えているのか?
裕福な学生が多くてモチベーションが低いうえに、まわりも勉強熱心でないために、そうした大学では大量留年が発生してしまう
留年する医学部生の特徴として「そもそも医者の仕事に興味がない」「医学部合格が目的で燃え尽きて、大学に来なくなった」というミスマッチをあげる
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