▼梅雨の風物詩と言えば
そのアジサイの花にアマガエルが宿る光景は、梅雨を象徴する風物詩と言えるであろう。
関東地方梅雨入りだって
アジサイがキレイだね
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あじさいは日本から世界中に広がった園芸植物のひとつで、日本にもともと自生していたガクアジサイがその母種です。
もとは日本の固有種だった「ガクアジサイ(H. macrophylla f. normalis)」がヨーロッパに渡り、品種改良され、再び逆輸入されてきたものです。
大正時代にハイドランジア・マクロフィラが輸入されると、急に庭木としての人気が高まり、全国に広まりました。
▼アジサイは何故アジサイというのか?
一説には『真の藍色の花が集まり咲くこと』という意味から、漢字の『集(あず)真(さ)藍(あい)』に由来。
▼漢字で紫陽花というのは誰が考えた?
あじさいの漢字を「紫陽花」としたのは、平安時代中期の歌人・源順(みなもとの したごう)ですが、彼は唐の詩人・白楽天の詩に登場する「紫陽花」の特徴から、ガクアジサイを同じ花と推測し、この漢字を当てました。
白居易がこの時に魅了された花は、「紫色で、」と言うところまでは今の紫陽花に重なりますが、非常によい香りだったと言いますから、どうもライラックではないかと見られています。
あじさいは当時の中国には咲いていなかったことから、実は「紫陽花」は別の花のことを指していたのではないかと言われており、
▼花の色は〇〇で変わる!?
紫陽花は、酸性土壌で青く、アルカリ性土壌で赤くなるといわれています。
同じ品種なのに店頭では青色とピンク色の2色が並んでいることがあります。これは生産農家さんが土を調節して、違う花色に仕立てているからなんです。
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