■日本代表MF井手口陽介がドイツ2部グロイター・フュルトに移籍
アフロ
井手口陽介/Yosuke Ideguchi (JPN),
DECEMBER 9, 2017 – Football / Soccer :
EAFF E-1 Football Championship 2017 Men’s Final match
between Japan 1-0 North Korea
at Ajinomoto Stadium in Tokyo, Japan.
(Pho… by 写真:アフロスポーツ
21日、英2部のリーズ・ユナイテッド所属の井手口が、ドイツ2部のグロイター・フュルトに期限付き移籍することが発表された。
レンタル移籍期間は1年間で買い取りオプションも盛り込まれており、井手口は21日からチームに合流するという。
Der japanische Nationalspieler Yosuke Ideguchi wird bis Saisonende von Leeds United ausgeliehen. Anschließend besitzt die SpVgg eine Kaufoption für den Mittelfeldspieler.
Mehr Infos bit.ly/2Le9nYu
グロイター・フュルトは1903年に創設され、第二次世界大戦前には3度の優勝を果たした古豪。
ブンデスリーガ発足後は低迷しているものの、7シーズンぶりの1部昇格を目指す今季は、第2節終了時点で3位につけている。
井手口が移籍するグロイターフュルトのスタジアム、4年前に行ったな。フュルトは久保が移籍したニュルンベルクの隣町。 pic.twitter.com/q0OQRvpG1J
G大阪の下部組織で頭角を現し、高校2年生ながら2014年に“飛び級”でトップチームに昇格し、翌年4月にJ1デビュー。
2016年にはJリーグベストヤングプレーヤー賞にも輝き、ロシアW杯予選では日本代表の6大会連続出場に貢献した。
■しかし現在、かつてない苦境に陥っている
レオネサではほとんど出場機会を与えられず
今年1月にG大阪からリーズに完全移籍し、労働ビザの問題でスペイン2部のクルトゥラル・レオネサに即レンタル。
しかし、思うように出場機会を得ることができず、2017-18シーズンはリーグ戦5試合に出場したのみ。
W杯に臨む日本代表からも落選
今季はリーズへ復帰も…
リーズに復帰したものの、8月5日に行われた開幕戦のベンチ入りはならず。
今季から指揮を執るビエルサ監督は「プレシーズン期間中に非常に良い練習をして頑張り、進化がみられた」と評価。
だが一方で「彼はどのポジションでも2番手までの選択肢に入っていない」と構想外であると認め、移籍を容認していた。
■なぜここまで苦しんでいるのか?
ビエルサ監督によると「彼は英語もスペイン語も理解していない」とのこと。
指導する際には、日本人の友人とスカイプで通話し、日本語で書かれた戦術書を井手口のために手配していたという。
指導者の立場からすると、戦術を理解しているのか否かも分からない選手は起用しづらくなるのは当然のこと。
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