・2018年9月25日、日本相撲協会に退職届を提出した貴乃花親方
貴乃花親方が退職届を提出 25日17時から会見 弟子らは所属先変更|BIGLOBEニュース news.biglobe.ne.jp/sports/0925/sp… pic.twitter.com/AErf8DUCE3
報道機関向けの書面によると、相撲協会の年寄を退職することに合わせて、弟子や世話人ら全員の所属先を変更する願いも提出したという
貴乃花親方は、25日夕方、日本相撲協会に引退届を提出後、都内で引退記者会見を開いた。貴乃花親方は「私貴乃花光司は、年寄を引退する旨の届けを提出いたしました」と語った
・貴乃花親方は、引退の理由として暴力事件の告発状を巡っての日本相撲協会との対立をあげる
貴乃花親方は冒頭、貴ノ岩関への傷害事件に対する日本相撲協会の対応について、内閣府公益認定等委員会に告発状を提出・取り下げた経緯を説明。しかし、日本相撲協会による外部の弁護士の見解を踏まえたとする書面では、「告発状は事実無根な理由に基づいてなされたもの」と結論付けられていたという
貴乃花親方は退職理由について、元横綱・日馬富士による弟子・貴ノ岩への傷害事件をめぐる協会との軋轢が背景にあったと明かした
・協会から廃業への有形無形の圧力もあったとする
貴乃花親方は、弟子が被害を受けた傷害事件に関する協会の調査結果について、一時、告発状を内閣府に提出した件で、協会役員から圧力を受けたなどと語った
引退の大きな理由は、圧力とも取れる協会執行部からの要請だ。貴乃花親方は、協会のガバナンスなどの問題を指摘する「告発状」を提出していたが、その内容について「事実無根な理由に基づいてなされたものであることを認めないと親方を廃業せざるを得ないなどの有形・無形の要請を受け続けてきた」という
貴乃花親方は、「告発状の内容は事実無根の内容ではないことを説明してまいりましたが、その後告発状の内容が事実無根の内容に基づいてなされたものであることを認めないと、親方を廃業せざるを得ないという有形・無形の要請を受け続けてきた」と明かした
え、何?相撲協会は貴乃花親方に対して告発状を事実無根と認めないと相撲協会にいられなくするよ?って圧力かけて脅してたの?
なんだよそれ…
・また一門に必ず所属しなければいけないとされたことも理由とされる
貴乃花親方は2月の理事選に落選すると、6つ目の一門として10年に自ら立ち上げていた「貴乃花一門」を離脱し、無所属となった
特定の一門に属していない貴乃花親方をめぐっては、9月27日までに5つある一門(出羽海、二所ノ関、高砂、時津風、伊勢ケ浜)のいずれかに所属しなければならないことが、7月に相撲協会の理事会で決められた。所属先が見つかる見込みがない貴乃花親方にとっては退職届を出さざるを得ない状況となっていた
貴乃花親方は日馬富士の傷害事件を巡る一連の相撲協会の対応に不信感を募らせていたが、貴公俊の暴行問題を受け一兵卒で出直すことを誓っていた。しかし、最終的に相撲協会が無所属の親方を認めず、いくつかの一門が受け入れを拒否するような貴乃花親方を追い込むようになった状況が決定打となり、退職を決意したもよう
貴乃花親方は、自らと協会との対立によって、弟子が相撲を取れなくなると考え、自ら引退に踏み切ったと明らかにした
貴乃花親方が退職届を出すまで(近隣の流れ)
1,貴ノ岩への暴行事件発覚からの真相究明を求めるも相撲協会と対立
2,貴乃花部屋の貴公俊が暴行事件を起こし、降格。
3,相撲協会「どっかの一門に入ってやり直して、もしくは厳罰ね」
4,各一門「えっ?入れないけど???」
これを受けての退職届
・これに協会側は圧力などなかったと反論
相撲協会、貴乃花親方への圧力を否定「一門には入れないという訳ではない」
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芝田山広報部長は、告発状が事実無根であると認めない場合、一門にいられないと貴乃花親方に圧力をかけた事実はないと説明
また、全ての年寄は5つの一門に所属しなければならないということは7月の理事会で決定しているが、一門に所属しない親方がやめなければならないという事実はないとも説明した