今見ると新鮮!「秋ドラマ」で活躍するあの俳優たちの「初主演作」

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aku1215さん

◆『SUITS/スーツ』でキャリアを感じさせる演技を見せた織田裕二

織田裕二が10年ぶりに“月9”の主演を務める、米国ドラマ「SUITS」が原作の弁護士ドラマ。凸凹バディがあらゆる手段で難解な訴訟を解決する。

織田のどっしりと構えた落ち着きのある演技や、含みを感じる独特の言い回しは作品全体の空気感までもを作り上げ、キャリアを感じさせるものがあった。

アメリカ版ではガブリエル・マクトが演じたハーヴィー・スペクターという人物像を、巧みに甲斐正午に重ねつつ、独自の味が出ている。

甲斐正午 役:織田裕二

・日本版『トップガン』を目指した作品で初主演

『BEST GUY』(1990)

監督:村川透
脚本:高田純、村川透
原作:山口明雄
出演:織田裕二、財前直見、古尾谷雅人、東幹久

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日本版『トップガン』を目指して作られたスカイアクション。空自千歳基地を舞台に、最優秀パイロットに冠せられる“ベストガイ”の称号を競う若者たちを描く。

自衛隊が協力しただけあり、航空機の描写はかなり良い。航空祭などでは安全上の問題でまず見れないであろう、エアインテークや、アフターバーナーのノズルの動きなど、機体の詳細な映像も見ることができる。上空での機動シーンもかなりのものだ。

◆『中学聖日記』で実直な女性教師を見事に演じている有村架純

かわかみじゅんこの同名漫画を有村架純主演でドラマ化。片田舎の中学校で働く教師・末永聖(有村)が、自分を大切にしてくれる婚約者がいながらも、不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・晶に引かれていってしまう“禁断の恋”を描くヒューマンラブストーリー。

有村の演技は、主演として、本作全体の切ない雰囲気を見事に作り上げている。

本作の主人公は、いたって実直で繊細で毎日を懸命に生きる女性であり、視聴者の共感も誘う存在であることを、有村は持ち前の親しみやすさで表現している。

・タイムスリップもののSFコメディで初主演

『ギャルバサラ -戦国時代は圏外です-』(2011)

監督:佐藤太
脚本:金子二郎、竹内清人
出演:有村架純、竹富聖花、賀来賢人、篠田麻里子

若手女優・有村架純が映画初主演を果たしたSF青春群像コメディ。

ひょんなことから戦国時代にタイムスリップしてしまったイマドキの女子高生たちの爆笑サバイバルを軸に、彼女たちの友情、そして成長を爽やかに描き出す。

『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』の竹富聖花、『ソフトボーイ』の賀来賢人、小木曽汐莉と木崎ゆりあ、篠田麻里子などのほか、織田信長役で松方弘樹も共演する。

◆『獣になれない私たち』で過剰適応型OLを熱演中の新垣結衣

新垣結衣と松田龍平

野木亜紀子の脚本で、新垣結衣と松田龍平がW主演を務める。クラフトビールバーで偶然出会った“心に堅い鎧を着込んだ男女”が、赤の他人だからこそ本音をぶつけ、傷つきながらも自分らしく足を踏み出す姿を描くラブコメディー。

脚本の面白さはもとより、11年ぶりの共演となるダブル主演の新垣と松田龍平をはじめとする各キャストの演技が秀逸。

新垣演じる晶にしても、松田演じる根元にしても、「あの人でなければ演じられない」感を抱くほど役に入っている。

・『恋するマドリ』の美大生役で初主演 松田ともこの時に共演

『恋するマドリ』(2007)

監督:大九明子
脚本:筧昌也、大九明子
出演:新垣結衣、松田龍平、菊地凛子

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