◆作家としても順調な又吉直樹
お笑いコンビ「ピース」として活躍しながら、初執筆の長編小説「火花」が芥川賞を受賞し、300万部を超える売り上げを記録、映像化もされ大きな話題となった又吉さん。
社会現象となった『火花』より2年。芥川賞受賞後初小説となる待望の本作は「新潮」4月号に掲載、早々に完売となりました。
『劇場』
初版部数は『火花』の倍にあたる「30万部」。これは、新潮社120年の歴史で、村上春樹『1Q84 BOOK3』『騎士団長殺し 第1部/第2部』の50万部に次ぐ、歴代2位の初版部数です。
◆舞台脚本が映画化されるなど脚本家としても才能を発揮
2007年12月に神保町花月で公演が行われた舞台作品『凜』。脚本を務めたのは又吉直樹。そんな舞台『凜』が、10年の時を経て、佐野勇斗・本郷奏多のW主演で映画化!
2019年2月22日公開
メガホンを取ったのはドラマ「ウロボロス ~この愛こそ、正義。」「小さな巨人」などの池田克彦監督。又吉が脚本監修も担当している
NHK総合で放送されるドラマ「許さないという暴力について考えろ」はピースの又吉直樹が脚本を手がけたドラマ。東京・渋谷が舞台となっており、「許さない・不寛容」をテーマにさまざまな人間の姿が描かれる。
2017年12月放送
◆そんな又吉の脚本で明石家さんまと大竹しのぶの離婚劇をドラマ化
特別番組「誰も知らない明石家さんま」が、今年は「誰も知らない明石家さんま3時間SP 初密着!さんま5つの謎を解禁!」と題し、11月25日(日)に放送される。
本番組は、芸能界の大御所・さんまが自らMCを務め、さんまのまだ知られていない魅力を発掘する特別番組。
目玉企画は、さんまと大竹がなぜ結婚し、なぜ離婚したのかを描く再現ドラマ「さんまのいちばん長い日」。出会いから結婚、離婚会見までを、又吉直樹の脚本で映像化する。
◆ドラマは離婚会見日のシーンからスタート 離婚の真相が明らかに
今から30年前の、1988年、すでに大人気芸人だったさんまと国民的女優であるしのぶは結婚。“世紀の結婚”と言われるほど世を賑わした二人だが、わずか4年で、その結婚生活に終止符を打つ。
さんまが「人生でいちばん長く感じた1日」、それは1992年9月9日。離婚会見の日だ。実は、離婚会見の直前、これから離婚会見をする2人は同じ部屋にいた。2人は何を話し、何を感じたのか。ドラマは、離婚会見直前の控え室シーンから始まる。
そして、別れた今でも、家族4人で食事をし、さんまは大竹の舞台を見に行き、時にはテレビ番組でも共演する不思議な関係や、離婚の真相も明らかになる。
◆同番組ではこれまでも様々な俳優が明石家さんまらを演じてきた
さんま役は俳優・菅田将暉(22)、恋人役は新川優愛(21)が熱演。
『小岩青春物語~きみといた街角~』(2015)
高校時代のさんまさんを演じるのは、映画『君の膵臓をたべたい』が話題を呼び、『恋と嘘』『勝手にふるえてろ』などで人気急上昇中の若手俳優・北村匠海。
『ずっと笑ってた』(2017)
映画『きょうのキラ君』などのヒロインで注目され、WOWOW「連続ドラマW 石つぶて」など活躍著しい若手女優・飯豊まりえが、さんまさんが片想いする同級生を演じる。
◆そして今回はなんと斎藤工とあの剛力彩芽
「さんまのいちばん長い日」と題した本ドラマでは、さんまさん役を斎藤工、大竹さん役は剛力彩芽が務め、ほかにも東野幸治や渡部建が出演する。
さんまさんはドラマ撮影後の剛力さんと行きつけの焼き肉店で対面し、「ドラマのオファーをよく受けたな」と照れながら声を掛けたそう。
さんまは、スタジオでドラマの仕上がりを見て「斎藤工が演じると、格好良くなるな~!」と大満足。
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