アラサー以上にジェネギャプ?今の視力検査ってそうなってるんだ…

この記事は私がまとめました

アラサー以上は知らない人が多いかも。

nyokikeさん

▼「視力1.5」で会話が通じなくなっているというツイートが話題に

アラサー以上のみんなー!
今はほとんどの学校の視力検査がABCDの4段階らしいぞー!
若い新人漫画家さんと話してて、目が良いっていうから「視力1.5くらいあるの?」って聞いたら「え?何点満点でですか?」って聞き返されちゃった。
ジェネレーションギャップ!

@ym_suzuki 補足しておくと

A:1.0以上
B:0.9~0.7
C:0.6~0.3
D:0.3未満

となります。

@ym_suzuki 姪っ子に視力どうだった?と言われてBって言われて⁈視力検査結果だよ?だからB!!!ってしばらく理解できなかった

@ym_suzuki まぢかー。

@ym_suzuki 33になりましたが私もABCD表記でしたよ。地域によっても違うのかな?

学校の視力検査では視力はA, B, C, Dによる判定(370方式※)ですが、目医者さんでは数値での判定となります。

※370方式とは:0.3、0.7、1.0の3種類の大きさの視力表を使って視力を検査する方法です。A(1.0以上)、B(0.7-0.9)、C(0.3-0.7)、D(0.3未満)という判定をおこないます。

測定は、ひらがなやランドルト環(「C」のようなマーク)がたくさん並んだ「字づまり視力表」ではなく、1つだけ描かれた「字ひとつ視力表」を使って行われることが増えています。

0.1刻みで表示する「視力」は、もともと医療の現場で使われる単位。しかしそこまで細かく測定しなくても、教育の現場では「B以上か」「C以下か」が分かれば、目的を達せるというわけです。

・平成4年(1992年)から徐々に広まったようです

370方式は、平成4年(1992年)の「学校保健法施行規則の一部を改正する省令」で、
『学校における視力検査の特性にかんがみ1.0、0.7、0.3の3指標により判定して差し支えない』
 と記述されたことにより、徐々に広まっていきました。

・「字ひとつ視力表」で簡便化も図られています

33歳、A→1、B→1でした。最近は違うのか……

30代以上は知らない? 学校での視力検査が「ABCDの4段階方式」に変わった理由 
nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/18… pic.twitter.com/gGKDWPiqd8

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小学生以上になると、大人と同じ字づまり視力表を用いて視力検査をしますが、幼児の場合には、字ひとつ視力表で検査をする場合があります。

字づまり視力表だと、上下左右にも指標があり、正確に測定できない場合があります。また、字ひとつ視力表での判別が難しい場合は、絵ひとつや森実ドットカードで測定します。

▼ところであの「C」のマークってどういう意味なの?

視力検査で使われている、アルファベットのCのようなマーク。だれでも一度は見たことがあるはず。このマーク、実はランドルト環といい、世界共通の視力検査用の記号なのです(ランドルトは、19世紀後半から20世紀初頭のフランスの眼科医)。

5メートル離れたところから、この文字の切れ目を確認できれば(ランドルト環の向きがわかれば)、1.0の視力があることになります。ちなみに、視力0.5用のランドルト環の大きさは1.0用の2倍、0.2用は5倍、視力表の一番上にある0.1用は1.0用の10倍の大きさです。

実際の視力検査では、ランドルト環以外に、日本ではひらがなやカタカナも使われていますし、外国ではアルファベットのEなどが使われています。

▼スマホの影響? 高校生の3人に2人が、視力が1.0未満で、過去最悪となった

文部科学省が、5歳から17歳までの、およそ342万人を抽出して行った調査によると、裸眼の視力が1.0未満の小学生は34.1%、高校生は67.09%と、過去最多を更新した。

同省は「専門家の意見では、スマートフォンや携帯型ゲーム機の使用によって、近くで画面を見る時間が増えていることが影響しているようだ」としている。

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