パパと一緒にいたい、でも大丈夫。単身赴任に対する家族の本音

この記事は私がまとめました

ある家庭のリアルを基にご紹介します。全ての家庭に当てはまるというものではありません。

■単身赴任

家族もちの雇用労働者が,企業の転勤命令などによって単身で地域移動をすること。

独身者の転勤であれば、自分の生活環境が変わるだけですむが、既婚者になると話は別物。パートナーや子の生活も変わり、単身赴任をするべきなのか悩むこともある

日本では、数十万人の人が単身赴任を命じられています。大きな企業であれば、拠点も多いので、単身赴任を命じられることも多くなる

■共働きが当たり前となった今、旦那側に合わせるということに抵抗を感じるというケースも出てきている

働きで奥さんが同じ会社に勤めていたとしても遠隔地に2年間赴任する等、正直この「働き方改革」の時代にかなり個人的には違和感を持っている

私の人生は? と考えると空しくなります。もう振り回されるのは勘弁して欲しいというのが本当の気持ち

■そんな単身赴任に家族はどのように思っているのか?

突然の転勤は家族に大きな影響を与えますが、新たなターニングポイントとして、みんなが納得できる選択ができるといい

「ママは寂しいこと。前は仕事で疲れてても夜にパパと話してリセットできていたのが、今はできないのも嫌だし、子育てと仕事に追われてつねに疲れてる。夜も怖いな」

女性と子供だけだと「夜が怖い」というのがまずあるようです。

旦那は週末しか帰って来ない。平日は9ヶ月の赤ちゃんと2人。最初は怖くて頻繁にカギ確かめてたし眠れなかった

■子どもは自分の心の中に「気付き」を見つけた

一様に寂しくなり情緒不安定になりますが、心が変化して「気付き」を見つけ乗り越える子供も。

今まで一緒に過ごしてきたパパがいなくなることで、急に寂しくなったり不安になったりする子供もいます。

「パパが、断らなかったこと。ここにいたいですって(会社に)言ってくれなかったこと。そこから『怒りくん』は『悲しいちゃん』になったの。パパが本当に行っちゃったから。悲しいちゃんはね、怒りくんの進化系なんだよ」

「それからね、『がんばろうくん』が来た。パパがいなくなって3日目。例えば暗い1階に行く時、学校に行く時、がんばろうくんが『怖いけど、びっくりしたけどがんばろうって言ってくれるの』

寂しさを乗り越えて、これまで健也さんが手伝ってくれていたことを、一人でやらなくちゃいけない。この7カ月で幾望くんはずいぶん成長した。

子ども達は、父親がいない分、母親を支えてしっかりしなければという思いも芽生える

母親だけでも父親の役割を多少はカバーできる場合もあるというが、特異な2つの存在の間で微妙なバランスを取るほうが、子どもは自己確立を成し遂げやすいという。

成長する面はありますが、基本的に父親の子育てへの影響は大きいので、出来る限り一緒に生活してあげるようにしましょう。

■このようにして、寂しさから「寂しさを克服する」段階に入ると、パパの居場所がなくなるという事態が作り出されることも

なんとかして「夫がいない」「父親がいない」という状況に慣れなければならなくなります。 これは特に夫や父親に対して悪い感情を持っているとか、邪魔にしているというわけではなく、生活上の必要に迫られて行っていること

しかしやがてその状況に慣れていってしまうと、今度は「夫がいない」「父親がいない」という状態が通常化してしまいます。

家の中がすっかり様変わりしておりました。私が書斎に使っていた部屋も娘に趣味に占領されていました。それはまだ我慢できますが、家族も私のいない生活にすっかり慣れきってしまい逆に鬱陶しがられてしまっています。

■一般家庭の変化は以上のような感じが多いようだ。では、単身赴任している側はどうなのか?

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