●NHKが放送している歴史長編ドラマシリーズ「大河ドラマ」
『大河ドラマ』(たいがドラマ)は、1963年(昭和38年)から放送されているNHKのテレビドラマシリーズ。略称は大河。
日本の歴史上の人物(一部架空の人物も)を軸に、各作品の主人公が生きた時代や、その周囲の人々のドラマを描く長編ドラマ。
徳川家康、大石内蔵助、源義経のように、主人公として複数回取り上げられている人物もいる。50作のうち、戦国時代から安土桃山時代にかけて時代設定された作品が最も多い
●現在は鈴木亮平さん主演「西郷どん」が放送中
1月7日から放送がスタートしたNHK大河ドラマ『西郷どん』。
西郷隆盛を主人公にした『西郷どん』は、林真理子の同名小説をもとにした作品。脚本を『花子とアン』『ハケンの品格』などの中園ミホが手掛ける
同ドラマは、薩摩藩の下級武士の長男に生まれ、2度の島流し、3度の結婚を経験し、幕末志士の一人として「勇気と実行力」で時代を切り開いた男・西郷隆盛の生涯を描く
●また、2019年の大河ドラマは「いだてん~東京オリムピック噺~」と既に発表されている
主役を務めるのは、オリンピックに初参加した男・金栗四三(中村勘九郎)と、オリンピックを呼んだ男・田畑政治(阿部サダヲ)の2人。
2019年1月から放送される『いだてん~東京オリムピック噺~』は、オリンピックの歴史を題材にした宮藤官九郎のオリジナル脚本作品。
そして、落語「東京オリムピック噺」を語る噺家・古今亭志ん生(ビートたけし、若年期=森山未來)の人生も描かれ、3つのストーリーが交錯して展開していく。
●そんな中、18日の日刊スポーツがあるニュースを報じた
2020年の大河ドラマで「明智光秀」をテーマとするプランがNHKにあると、18年4月18日に日刊スポーツが報じた。
今年は幕末を舞台にした「西郷どん」、19年の大河は近現代が舞台の「いだてん」。20年に人気の戦国時代を扱うのは自然な流れ。
●一般的には「裏切り者」のイメージを持たれることが多い明智光秀
光秀は、主君の織田信長を討ち滅ぼした謀反人や三日天下など、一般的には好印象の人物ではない。
出自も謎が多く、本能寺の変に至った動機も諸説あるなど未知の部分も多い。
●一方で、このような面も
軍師として知略に満ち、義に厚く、勤勉で学問好きなまじめな男として高く評価する声もある。
さらに愛妻家としても知られ、妻煕子(ひろこ)のほかに側室をおかず、ただ1人を愛し続けた人物。