■ザリガニ
日本では在来の本種のほか,北アメリカ原産のアメリカザリガニが本州,四国地方,九州地方に広く分布するほか,ウチダザリガニが北海道各地と滋賀県に生息
「ザリガニ」と聞いて多くの人が真っ先に思い浮かぶのは、おそらく「鮮やかな赤色の体」「獰猛」といった特徴をもつザリガニの姿
昭和初期、日本はアメリカから食用としてウシガエルを輸入した。しかし、このウシガエルは環境の変化のせいか、日本についてからえさを食べなくなり、このままではいずれ餓死してしまうことが予想された
そこで「アメリカで食べていた餌を持ってこよう」と考えられ、アメリカでウシガエルのえさであったアメリカザリガニが持ってこられることになった
以来、日本全土に繁殖したということです。
田舎だから小学生のころ親父とザリガニ釣りとかしたな・・・
■そんなザリガニだが、中国で一大ブームを巻き起こしている
日本ではほとんど食されることのないザリガニだが、中国ではザリガニ料理が一大ブームとなっており、特に夏の時期にはザリガニ料理にビールというのが定番
中国人は夏になると、日本人がウナギを食べるみたいにザリガニ食べる
中国では比較的ポピュラーな食材であり、様々な方法で食される。しかしこのザリガニ、日本人が中国に持ち込んだのだという。
季節になると数多くのザリガニ屋台が軒をつらねる。さらに、今年はザリガニブームが起き、価格が高騰しているのだとか。
この2~3年でザリガニ料理店は急増し、街中で少し探せばすぐ見つかるくらい多くの店があります
日本なら駆除され、何なら肥料やゴミになるアレが、中国だと高級グルメ! 中国ネットユーザーから「売ってほしい!」などの声が寄せられている
■中国はこのザリガニを産業にしようとしている
クイ県は、中国内で「ザリガニの郷」と呼ばれるほどザリガニの産地として知られ、養殖池の面積は計約3万4000ヘクタールに上る。
江蘇省(Jiangsu)淮安市(Huaian)クイ県(Xuyi)
欧米では一般の食卓に並び、高級食材として扱われています。いま中国はザリガニを産業として育てようとしています。
中国の農村においては重要な養殖産業の1つとなっており、ザリガニ養殖事業で成功している農家もいる
■ブームになっている理由は「美味しい」から
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