「働き過ぎ」「社蓄」地震でも出社するサラリーマンに色々な声

大阪府北部を震源とした今回の地震は都市機能をまひさせた。

大阪市の新淀川大橋では18日午後6時頃、電車に乗れない人たちが橋の上で列を作って歩いている様子が確認できた

19時現在の情報では大阪府内で「帰宅困難で移動できず」「帰宅困難で歩いて家路へ」の人の合計が2割にのぼっており、帰宅困難になっている人がいらっしゃる状況

ネット上では「あと何時間で帰れるのか…」「歩いて帰るしかないのか」など、帰宅困難を嘆く声が相次いだ。

鉄道各社の駅では、運転の再開を待つ人や情報を求める人が集まり、混雑が発生している

１８日午後６時半過ぎ、ＪＲ大阪駅３階にある改札前では、約１３０人が疲れた表情で運行再開を待っていた。

月曜日の8時前という通勤・通学中の地震に、出社や帰宅できずに困っている人たちも少なくない。しかし、それでも出社しようとする人に、ネット上では不安の声があがっている。

ツイッターでは「出社します…」「こんなときも働くのかよ」と嘆くサラリーマンたちの悲痛な叫びが相次いでいる。

SNSでは「こんなに家がメチャクチャになったのに、出社しろって連絡が来た」といったような投稿が相次いだ

恐らくその理由は、会社の労働状況の停滞による損失が怖いのだろう。ラインが止まれば損益に繋がる。それが地震より何より恐ろしい

大阪府高槻市と茨木市の約10万8000戸でガスの供給が止まった。大阪ガスは戸別に訪問するなどしてガス漏れがないか、安全確認を進めている。

ネット上では「きょう休まないでいつ休むのか」「日本人は働きすぎ」と不安を抱く声も。