■社長
社長はまず、どこへ向かうのかを決める判断の「軸」を持たなければならない。どうやっていくかを示す「戦略」を描けなければならない
小さいころから、漠然と社長に憧れていました。小学校の文集でも、将来の夢に「社長」と書いています。
GameWith社長の話です。
「社長」「経営者」といった肩書には、一般的に「裕福な暮らし」「華やかな交友関係」「大きな権力」など、とかく派手なイメージが付きまとう。
■そんな社長だが、今の若者は「あまりなりたくない」と思っているようだ
どのポストまで昇進したいかを聞くと、「どうでもよい」(17.4%)が最多。昨年度まで1位だった「専門職(スペシャリスト)」(20.3%)は16.5%に減少
「社長」まで昇進したい人は、2008年には15.5%いたが、今回は10.3%で最低となった。
今年2018年に行った調査結果です。
「最終的に目標とする役職・地位」について尋ねた設問で「社長」が11.9%で、調査を始めた1990年以来、最低
こちらは2013年の調査結果です。
調査担当者は「売り手市場を反映して、人より前に出る意識が低い。ほどほどに働き、重い責任を負いたくない傾向にある」と分析
今年も人手不足を背景に「売り手市場」となりそうです。今年の就活生の特徴としては、過去に企業が大きな不祥事を起こしていないか、ワークライフバランスに熱心かなどを調べている
就職活動も売り手市場で、他人との競争を強いられることも減ったため、『自分は自分でいい』と考える人も多くなった」
■また、「安定した道を歩みたい」という若者の気持ちも見え隠れする
今の世相からは「安定」ということが心理面での優先度が高く、なぜ「安定」かといえば、現状がそうとは言えないから
役職に就くことで責任や面倒を抱え込むことを避けたいという気持ちがある
行きの見通しも不透明な中では、当面は今の安定を確保するために仕事を優先せざるを得ず、そういう状況の人に対して「チャレンジ」や「上昇志向」を求めるのは、私は少し無理な要求
■更に、社長になりたい人物は「起業」という選択肢が出来たことも大きい
「社長になりたい」若者は、いまや学生時代から起業する時代である。社長になるためのハードルは以前より低くなっている
近年、起業のハードルは下がったという声もある。一因にあるのはやはりインターネットの普及
日本でもウェブサービスを事業をした起業(いわゆる「スタートアップ」)が増加しています。その中でも特に増加しているのは20代〜30代前半の若い世代による起業
■「社長になりたくない」という若者の傾向に関する世間の声
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