◆近年増加する映画やドラマの「ドSキャラ」
最近、恋愛映画や恋愛ドラマで“ドSキャラ”の存在感が増している。
“ドS”という設定はキャラクターが際立っているのでビジュアル化しやすく、人気のキャストを配することで、女性を中心に興味を喚起できるため、数字が見えやすいという利点があります。
ドS男子のエキセントリックな言動は物語を動かすだけでなく、話題性の面でも貢献度大。SNSやネットメディアの動きが活発になるなど、ドラマのPR面を支えてくれます。
◆春ドラマにも記憶に残る「ドSキャラ」が次々と登場
『ブラックペアン』は“医療あるある”もふんだんに盛り込まれており、視聴率も評判も上々だ。多くの人の目に触れることで、二宮の「ドS演技」が定着するきっかけとなるだろうか。
“クールでドS”ながらもどこか不器用な町田を演じる古川雄輝の表情に胸キュンする視聴者が続出。SNSを中心に大きな話題を集めている。
『ラブリラン』
菜々緒のドSっぷりと、毎回、股下85センチの美脚から繰り出されるハイキックは話題になっている。
『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』
◆夏ドラマにもすでに「ドSキャラ」を予感させる登場人物が多数
▼『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(月曜夜9時、フジテレビ)
沢村一樹が、7月スタートの連続ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』で月9ドラマ初主演。また本作で物語の鍵を握る捜査官役として、これまで本シリーズに主演してきた上戸彩の出演も決定。
沢村演じる元公安のエリート刑事・井沢範人を主人公に「未然犯罪捜査システム=ミハンシステム=の実用化」という任務を託され、日本国民のあらゆる個人情報、全国の監視カメラの映像、メールや電話の通信データなどを解析し、未来の重大犯罪の阻止を目指す。
脚本を、前2シーズンに続き浜田秀哉が、演出を「ストロベリーナイト」シリーズ(2010・2012・2013・フジテレビ系)、「無痛 ~診える眼~」(2015・フジテレビ系)などの佐藤祐市が担当。
・ドSな女刑事役に本田翼
本田が演じるのが“ミハン”メンバーの紅一点・小田切唯。元生活安全課で女性警官を務めていたが、痴漢をして逃走する容疑者を必要以上に暴行したために、資料課に異動。
ドSで、男に冷たく粗暴な振る舞いをする反面、涙もろいところがあり、被害者の気持ちに寄り添えるピュアな面も持ち合わせている役どころを演じる。
絶対零度~未然犯罪潜入捜査~ – オフィシャルサイト。2018年7月スタート 毎週月曜よる9時放送 出演:沢村 一樹 上戸 彩
▼『健康で文化的な最低限度の生活』(火曜夜9時、フジテレビ)
吉岡里帆が、7月スタートのカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(毎週火曜 後9:00)に主演する。
柏木ハルコの同名漫画が原作の本作は、吉岡演じる新人公務員・義経えみるが、生活保護受給者を支援するケースワーカーとして奮闘するヒューマンドラマ。
先輩ケースワーカーでえみるの教育係・半田昭伸役に井浦新。
・田中圭がお金にシビアで厳しい檄を飛ばす上司役
常に冷静で厳しい判断を下す上司・京極大輝役に田中圭。
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