陸上100mで、世界記録を持つウサイン・ボルト
2009年にドイツ・ベルリンで行なわれた世界陸上競技選手権大会では、100mを9秒58で走って世界新記録を樹立。
これまでに世界陸上で通算11個のタイトル、五輪で通算8個の金メダルを獲得しており、世界記録も3度更新している。
2017年の世界陸上をもって、現役を引退
ボルトは12日に行われた男子4×100メートルリレーでジャマイカチームのアンカーを務めたが、中盤で脚をつって途中棄権に終わるという思わぬ幕引きを迎えた。
100メートルで銅メダルを手にしたボルトだが、キャリア最後のレースはメダル無しという形になった。
たった一つの大会、最後の敗戦がこれまで達成したことを変えるわけではない」と胸を張った。
兼ねてから噂されていたサッカー界への進出
マンチェスター・Uの熱狂的なファンであることで知られているボルト氏は、以前からサッカー選手への転身を希望する発言をしていた。
ボルトは『FIFA』の公式メディアを通して、「陸上界から引退したから、今後は純粋にサッカーを楽しみたいよ。何と言っても僕は熱心なサッカーファンだから」と発言。
「これは夢であり、自分が本当にやりたいと思う人生の新章だ。もし真剣に成し遂げたい夢とかがあるなら、どこまで行けるか試してみたいものだろう」
「個人的には自分が本当にベストな選手の一人になれるか試したいんだ。どんなことであれ、何かをやるときは自分が持っているものを最大限に発揮したい」
2018年度より、サッカー界に進出中
今年1月には南アフリカのマメロディ・サンダウンズで練習に参加。
2月には、自身のツイッターで、6月10日にマンチェスターUのホームスタジアムである英国オールド・トラフォードで行われるチャリティーマッチに出場すると発表。
Excited to announce that I will be playing in @socceraid for @UNICEF_uk 2018 at Old Trafford on Sunday 10th June.… twitter.com/i/web/status/9…
陸上競技を昨年引退した31歳のウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)が23日、サッカーのドイツ1部リーグで香川真司が所属するドルトムントの練習に参加した。
100メートルと200メートルの世界記録保持者として、ボルト氏は期待通りに芝の上で圧巻のスピードを披露。
ヘディングシュートを決めたことについてボルト氏は、額に汗を流しながら「自分は背が高いから、ずっと前から練習していたことの一つだった」と明かしている。
香川は左足首負傷のため、共演は実現しなかった。
気になるサッカーの腕前について
ドルトムントのペーター・シュテーガー(Peter Stoeger)監督は、「彼には才能はあるが、トップレベルでプレーしたいなら、いくつか課題は残されている」と現実的な評価を下した。
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