大雨に見舞われ、その後も猛暑が続く日本列島
8日、鹿児島県薩摩川内市下甑島(しもこしきじま)付近には活発な雨雲がかかり続け、50年に一度の記録的な大雨となっています。
3日、沖縄県久米島町付近に活発な雨雲がかかり、50年に一度の大雨となっている所があります。
30日、長崎県対馬市付近には活発な雨雲がかかり、50年に一度の大雨となっている所があります。
世界的に異常気象が発生している
世界気象機関(WMO)は7月10日、7月に入ってから世界各地で異常気象が起きているという報告を発表した。
異常気象とは、「数十年間に1回程度の現象、あるいは人が一生の間にまれにしか経験しない現象」だと気象庁は定義している。
原因は「温室効果ガス」とみられている
気候変動に起因するものなのかは特定できないが、温室効果ガスの長期的な上昇傾向には関連しているだろうとみている。
温室効果ガスが増加することで年間平均気温が上昇すれば、地表の水分が蒸発しやすくなり大気中の水蒸気量が増加する
先月、中国では大雨による大洪水が発生
6月下旬に四川省の東北部や南部で大雨が続き、大洪水が起こった
開江県霊岩郷では降雨量が220ミリを超えた。大雨のため洪水や山崩れ、土石流被害が起き、同省の10市(州)の46県(市、区)で被害が出た
ヨーロッパからアフリカにかけて激しい熱波が襲来
先週からヨーロッパからアフリカにかけて、激しい熱波に見舞われていまして、その中で、北アフリカの一部では「これまで1度も経験したことのない気温」となっている場所が出てきています
熱波が襲った英国のある地域では6月から7月にかけて異常な暑さが続き、16日連続で28度を上回った。
最近は、アフリカ北部や中東などでも、過去数十年間とは違うパターンの気象が出現することが多くなっていますが、アフリカ大陸のアルジェリアで 5月2日、「雪が降った」と報じられています
現地の報道によれば、観測上は、5月の雪というのはアルジェリアの記録には残っていないようで、少なくとも過去数十年では「アルジェリアで初めての事態」ということになりそうです
さらに、南極では史上最低の気温を記録した
北半球では夏の暑さが本格化する中、南極では地球とは思えないほどの寒さのマイナス97.8℃という史上最低気温をマークした。
これは人間が数回呼吸しただけで肺から出血して即死するほどの気温だ。
これらの報道を受けて、SNSでは不安の声が相次いでいる
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