◆第21回W杯・ロシア大会は、フランスの優勝で幕を閉じた
フランスがクロアチアを下し、自国開催だった98年大会以来20年ぶり2度目となる優勝を飾った。
5度目の出場で決勝初進出だった同20位のクロアチアは初優勝を逃したが、98年の3位を上回る最高成績となった。
◆全世界が注目する決勝戦は、目が離せない素晴らしい一戦となった
2018FIFAワールドカップロシア 決勝トーナメント 決勝戦 フランスVSクロアチア 両チームスターティングメンバー pic.twitter.com/sUR3gJiOt9
◆前半18分、まさかの形で試合が動く
両者ゴール前に近づきながら、なかなかシュートまで持ち込めない時間が続く。それでも18分、フランスがセットプレーから試合を動かした。
フランス代表のアントワーヌ・グリーズマン選手が蹴ったフリーキックがクロアチア代表のマリオ・マンジュキッチ選手の頭に当たってオウンゴール。フランス代表が1対0と先制しました。
◆しかし、3度の延長戦を制してきたクロアチアは、前半28分に意地を魅せる
前半28分、今度はクロアチア代表のイヴァン・ペリシッチ選手がコーナーキックのこぼれ球を拾い、
ドリブルで左に持ち出し、強烈な左足シュートを突き刺して試合を振り出しに戻した。
◆試合は落ち着くことなく、10分後にフランスにチャンスが訪れる
ところが38分、フランスのコーナーキックで、そのペリシッチの手に当たったプレーがVARの結果ハンドに。
キッカーのグリーズマンは、落ち着いて左に蹴り込んだ。追いつかれたフランスだが、すぐさま勝ち越しに成功する。
◆後半に入っても、フランスのペースは変わらない
後半に入り59分、フランスは長いスルーパスで右サイドの裏に抜け出したムバッペが中央へ折り返すと、グリーズマンが落としたボールをポグバが右足ダイレクトで狙う。
◆さらに、その6分後に新生エムバペが魅せた!
さらに同20分にはDFルーカス・エルナンデスから中央でパスを受けたムバッペが、PA外から狙いすました右足シュートでゴールを陥れ、フランスのリードは3点差となった。
◆大量リードで安心したのか、フランスのGKが痛恨のミス
苦しくなったクロアチアは69分、マンジュキッチが相手GKウーゴ・ロリスのパスをカットすると、このボールがそのままゴールへ転がり込み、2点差に詰め寄った。