夏に気になる「食べ物の寿命」
▼消費期限
弁当やサンドウィッチ、惣菜、生クリームのケーキなど。品質の劣化のスピードが早いため、できる限り早めに食べきるのがよい。
“期間を過ぎたら安全面に問題が生じる可能性がある”と製造元が記したもの。
▼賞味期限とは
これを過ぎても食品の安全面ではただちに問題になることはないが、おいしく食べることが出来るのはここまでという期間のこと
あまり神経質にならず、賞味期限はあくまでも「目安」であるということを覚えておいてくださいね。
どちらにせよ、未開封が前提なので要注意
いずれにせよ、これらの期限は“未開封”が大前提。封を開けたら、期限内の食品でもすぐに食べきるべきです
一方で、賞味期限が「食品ロスを増やしている」との指摘も
日本で発生する食品廃棄物の8割はリサイクルされることなく、自治体の焼却炉で燃やされる。そこに投与される税金は年間2兆円。
日本では年間632万トンの食品ロスが発生し、国民一人あたりに換算すると毎日“お茶碗1杯分”の食べ物が捨てられている
最終的に廃棄される食品の生産に使用されるエネルギーは、温室効果ガス排出の大きな要因にもなっている。
フードロスによって排出される温室効果ガスは約33億トンで、一つの国としてみた場合に中国、アメリカについで3番めに多い
一般的に、賞味期限は「短め」に設定されていますが、
賞味期限は「美味しく食べられる目安」だと、国(消費者庁)は説明している。だが、品質が切れる日付だと誤解している人がいる。
企業が設定するほとんどの賞味期限は、2割以上短く設定されており、卵は冬場なら産卵日から57日間は生食が可能だという。
近年、食品メーカー各社の取り組みが本格化しています
8月から、賞味期間が一年以上の家庭用製品(調味料・加工食品)のうち49品目の賞味期限表示を「年月日」から「年月」へと変更し、賞味期間も延長
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