■AI・人工知能とは
人工知能とは、人間の脳が行っている知的な作業をコンピュータで模倣したソフトウェアやシステム。
コンピュータが人工知能と呼ばれるには、人間が用いる自然言語を理解したり、論理的な推論を行うことができたり、経験から学習して応用することができたり、といった知的で発展的な作業をこなすことが要求される
その運用が次々と行われている
■グーグルは空調管理を一括で管理
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FILE PHOTO: The brand logo of Alphabet Inc’s Google is seen outside its office in Beijing, China August 8, 2018. Picture taken with a fisheye lens. REUTERS/Thomas Peter/File Photo (China) by 写真:ロイター/アフロ
空調の管理にAIを取り入れています。AIは機械学習により、従業員にとってより快適な環境を学びながらオフィスの温度を最適化していきます。
新しい冷却システムは現在複数のGoogleデータセンターに設置されている。5分毎に、システムがデータセンター内の数千個のセンサーから値を取得しその情報を元に最適な行動を選択する
現在、これまでのデータセンターのエネルギー利用と比べて平均30%のエネルギー節約を実現している。
■株式市場には凄腕トレーダーが誕生
株式市場でも最先端テクノロジーを駆使して将来の株価を予測し売買する「AI投資家」が誕生し、凄腕トレーダーより好成績を叩き出すようになっている。
かつて米証券会社大手ゴールドマン・サックスには500名のトレーダーが在籍していたが、AIトレードの普及で今では3名になっている
すでにAIによって証券マンの仕事が奪われています。
AIは、日本の大企業の経営幹部の発言を拾い集めており、彼らが一言でも株価を下げる不用意なコメントを発すれば、その瞬間に、その企業の株式が自動的に売られる
■銀行の投資信託も「AI関連」のものが人気
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A man walks past signboards of Sumitomo Mitsui Banking Corporation (R), Mizuho Bank (3rd L), MUFG Bank (2nd L), and Resona Bank in Tokyo, Japan April 3, 2018. REUTERS/Toru Hanai (Japan) by 写真:ロイター/アフロ
AIファンドとは、投資信託のポートフォリオや売買ルールなどを人間ではなくAIが過去のビッグデータを利用して決定し運用していくファンド
最近、投資信託の販売現場で人気なのがAI(人工知能)関連の投信です。AIに関する世界各国の企業を中心に投資をして運用する商品が主で、なかにはあまりの売れ行きから一時販売停止する人気商品まで
AI株価予測サービスが続々と出てくるなかにあって、いま最も注目を集めているのが『Phantom株価予報AIエンジン』
■このようにAIの台頭によって「エリート職種が消滅」するという予想も
AI(人工知能)が進化を続ければ、私たちが今取り組んでいる仕事の多くは無くなる可能性が高い
AIの進化によって専門職の人々の仕事環境は様変わりし、10年後には今の仕事の半分はなくなっているかもしれない
金融はIoT(モノのインターネット)が遅れているので、これまで多くのマンパワーに依存してきました。しかし、AIの普及でそうした人たちは必要なくなります
雇用の受け皿が整う前にホワイトカラーを中心に次第に余剰人員が膨らみ、失業率が上昇傾向に転じる
■先ほど証券マンの仕事がAIに奪われていると説明したが、銀行や保険会社にもその波が…
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A pedestrian wearing a mask walks past a signboard of Japan’s three “mega banks”, Sumitomo Mitsui Banking Corporation (top), Mizuho Bank (2nd top), and Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ (3rd top), in Toky… by 写真:ロイター/アフロ
証券会社のトレーディング、生命保険や損害保険の審査業務などでもAIが使われ、多くの人たちが仕事を追われています
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