■秋の味覚といえば「秋刀魚(サンマ)」
脂の乗ったサンマが、網の上でジューっと焼けているさまを想像するだけで、ゴクリと唾を飲み込んでしまう方も多いはず。
江戸時代から食材として重宝されるなど、日本人にとっては秋の味覚を代表する大衆魚。
■ところが近年、記録的な不漁により”高級食材”となっていた
実に約半世紀ぶりの記録的な不漁で、その影響で取引価格も高騰し、庶民の味であるサンマは高級食材となっていた。
■ここで朗報!どうやら今年は庶民の味が復活しそう
昨年の不漁から一転して「豊漁」傾向
今年のサンマ漁は、7月上旬の解禁直後から不振が続いていたが、8月下旬に入り北海道沖で漁獲が回復。
主産地の根室港では、水揚げ量が秋本番のピーク時に匹敵する1日当たり1300トン超を2回も記録するなど「豊漁」と呼べる状況。
1匹100円以下で販売する店も登場
豊富な水揚げを受け、東京・築地市場(中央区)では入荷が増えた8月30以降に卸値が急落。
昨年は1匹あたり数百円していた店頭価格は、首都圏のスーパーでも8月中旬頃のほぼ半値となる1匹当たり150円前後に値下げ。
秋刀魚が105円になってたから軽率に買った!
脂がすごいね。 pic.twitter.com/qFpLfnmsQt
【秋の到来】
今年の秋刀魚はめちゃくちゃ美味しい!!
一尾98円で脂も乗ってて肝もそんなに苦くない!!
久々にご飯をおかわりしてしまうほど美味しかった〜(*゚∀゚*)
今年は豊作らしいから、家計にも優しく、季節を味わえる最高の食材です!!✨
(美味しくて気付いたら食べ切ってた笑) pic.twitter.com/m6oKtETqba
サンマの回遊については未解明な部分も多い
サンマは、お盆頃に親潮にのって南下を開始し、秋には北海道の東側から東北地方の太平洋側の沖、年末には四国近海へと移動する。
寿命は2年程度で、水温や餌、潮の流れなど、比較的短期間で海洋環境の影響を受けやすい魚だといわれている。
はっきりとした理由は不明も「海水温」が関係か
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