■ベビーナースとは
生まれて間もない赤ちゃんの面倒を見たり、夜に眠ることを教えるベビー・ナース
乳幼児の育児係の若い女性を雇う習慣が広くいきわたり、そういう女性をナース、もしくはチャイルド・ナースと呼んだ
日本ではベビーシッターという言葉で定着しています。
ベビーシッターは仕事で忙しい夫婦の自宅に訪問し、代わりに子どもの面倒をみるお仕事です。
■アメリカではベビーナースの需要が急増しているという
ナイトシッターは夜9時~朝7時ぐらいまで勤務する夜のベビーシッターで、近年、アメリカやイギリスで流行っている
アメリカではベビー・ナースの需要がこれまでになく高まっていて、1日で最大800ドル(約9万円)稼げる場合もある
1時間あたりの平均利用料がもっとも高かったのはサンフランシスコで子ども1人の場合、1時間17.34ドル(約1992円)だった。一方、もっとも安いデンバーでも、12.22ドル(約1403円)
一般的な相場です。しかし、先ほど挙げたように9万円にまでなるケースもあるということです。
■高給なのは仕事のハードさ。当たり前といえそう
1年先まで予約が埋まっていると言い、夜は2時間以上眠ることはないと語った。あまりにひどい扱いを受けたため、48時間で辞めたこともあった
多くのベビー・ナースが1日22時間働き、赤ちゃんが生まれてから3、4週間経つまでは休暇も取らない
アメリカではこうしたベビー・ナースを雇うケースが増えていて、その拘束時間と支払う給料はこれまでになく増大している。
■このようにベビーナースを雇うというのはアメリカの文化となっている
赤ちゃんが生後3カ月の頃にはママが仕事復帰している家庭が多い
赤ちゃんのうちから一人用のお部屋があるのは珍しくない話
北米では、家事や子育てのアウトソーシングは珍しくなく、むしろ一般的
■「デートナイト」という言葉もある
アメリカ人夫婦は、子どもが生まれてからも夫婦の時間をとても大切にします。特にデートナイトは大事なイベント
夫婦が家族や友人知人、ベビーシッターに子供を預けてデートを楽しむことが当たり前の習慣となっており、その証左として「デートナイト」という言葉が存在している
ベビーシッターや両親など安心できる人に子供を預けてデートに出かけるのも素敵な気分転換になって良いかもしれません
■このシッター制度が日本にも浸透しつつある
共働きの家庭が増えていることがわかります。それに伴ってベビーシッターの需要も高まり、その利用者は年間3〜5%ほど増えていっている
ネガティブなイメージだったベビーシッターが、近年は、必要に迫られ身近な存在へと変化し、日本でのベビーシッター認知の裾野が広がってきている
野村総研の調査レポートでは、家事代行の市場規模は6倍に拡大すると予測されている
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