■平成が終ろうとしている
平成が終わろうとしている。激動の昭和を経て30年。生活や仕事を取り巻く環境が移り変わる
■巷では平成のうちに結婚しようと「駆け込み婚」が相次いでいるという
平成も残すところ、あと半年。そんな中、20代30代の間で「平成のうちに結婚したい」という機運が、にわかに高まっている
2019年5月1日(水)に新たな元号に改元される前に結婚式を行いたい、「平成」のうちに結婚式をしたい
「平成駆け込み婚」とも呼べるこの現象、底流には”平成ならでは”の時代感覚がありそう
■平成に思い入れがあるから…という理由
せっかくなら平成のうちに結婚したいなと。学生時代を過ごしてきてたくさんの思い出があるし、会社に入った時は先輩たちに『平成生まれか~!』と言われてきた世代で、すごく思い入れがある
結婚式場やホテルでも、「平成」のうちに結婚式を挙げようという2人に向けたプランが少なくない。
『The Place of Tokyo』(住所:東京都港区、総支配人:鈴木 大輔、以下当式場)では、「平成駆け込み婚 挙式・衣装全額プレゼントプラン」を2018年6月4日(月)より販売開始
■新元号が決まった年でも結婚が活発になると考えられている
皇太子様が新天皇にご即位される2019年5月1日(水)から制定される新元号によって、結婚ブームが到来すると予想される
新元号の「あやかり婚」に向けて記念婚礼メニューを提供する予定で今後、新元号が決定すれば、さらにこうした動きが増える
新元号に変わる2019年も必ず結婚ブームが起こるわ。結婚したい子ウサギちゃんにとって、台風並みの追い風が吹いている
■このような動きが活発になる一方で、「平成ジャンプ」という言葉が生まれている
昭和生まれで平成時代に未婚のまま新年号を迎える人を「平成JUMP」と呼ぶ
「Hey! Say! JUMP」といえばジャニーズ事務所の人気アイドルグループだが、その名称にかけた造語というべきか
天皇陛下の退位が具現化し始めた2017年頃から使用されてきた。しかし、年が明けてより現実味を帯びたためか、2018年に投稿されたツイートをきっかけに大きく広まることとなった。
平成時代に結婚せず、そのまま2019年5月の新年号を迎える人たちのことを「平成JUMP」と呼ぶ。そんな言葉がインターネット上で拡散中
ツイッターでは、「俺も平成ジャンプだわw」「私も平成ジャンプだ」などと同意が相次ぎ、「(残る平成中での結婚は)不可能に近い」といった諦めや悲鳴が溢れた
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