▼間違いなく2018年話題No.1となった映画
国内および海外で数々の映画賞を受賞し、2018年6月に都内2館での上映で封切り。
SNSでの口コミで話題が広がると、瞬く間に日本全国47都道府県330館へと拡大され、様々なメディアで取り上げられるなど注目を集めた本作。
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影する中、撮影隊に本物のゾンビが襲いかかっていくというストーリーだ。
約37分の長回し、前半と後半が大きく異なる構成、何度も本編を見たくなるようなアイデアの妙などが観客を魅了し続けている。
▼ついに興行収入が30億円を突破
上田監督が「2館での上映だったのが、340館以上になりました」と話すように、上映館数も驚異的に拡大し、邦画界にとって今年度最大の話題をさらっている。
興収30億突破、凄いなぁ。製作費300万でマスメディアへのプロモーションも無かったのに。口コミとパブリシティだけだよね。映画を作ってみたいと思う若い人には励みになるんじゃないか?今、思い出しても笑い泣き出来る。 RT 『カメラを止めるな!』が30億円突破! cinematoday.jp/news/N0104890
『カメラを止めるな!』
公開21週目に入り
累計興行収入は30億円を突破。
公開から4ヶ月以上経ったのに
依然として200館近くで上映って
とんでもない数字だよね pic.twitter.com/XqIQo1ynh8
上田慎一郎監督がフジテレビの「ワイドナショー」に出演した際に「興行収入は僕には入らない」ということを話していました。
制作費の1000倍に増やせたので、我が家には1億円が入りました!とか言いたいのですが、実際には映画がヒットしても0円です。
『カメ止め!』の場合は権利元がENBUゼミナールだから、もしも上田監督が『カメ止め!』の制作費を出して権利があれば、ENBUゼミナールから受け取ることができますが、今回は映画の公開に関しては、受け取ることができない。
ワイドショーに出演したカメラを止めるな!の監督さん曰く、異例の大ヒットでも追加ギャラはほとんど発生しないらしい。
カメラを止めるな!これだけヒットしても監督や役者さんにギャラが入らないなんて。クラウドファンディングで作ったとのこと、より集まってギャラに回るのなら、微力ながら今からでも賛同したい位だわ。あと二回は映画館で観たい。
▼海外と日本の監督のギャラの違い
出演作品の売り上げからロイヤルティーをもらう契約は、海外の俳優では当たり前だそうです。
一次使用時、映画館の公開からの配分はゼロです。ギャラ(固定給)があるけど凄く安い。
日本映画はヒット報酬無しだなんて知らなかった(゚Д゚;) そりゃモチベ上がらんよな
映画、愛するゆえの苦言。内田「ロイヤリティ1.75%は世界最低」アダム「漫画原作では海外へ行けない」(木村浩嗣) – Y!ニュース news.yahoo.co.jp/byline/kimurah…