◆「つい、うっかり」あげてしまった食べ物で愛猫が瀕死に!
昔、妹が知らずにチョコを与えて猫ちゃんが貧血を起こし、大変でした。獣医さんに診ていただいて処置していただき帰ってきて反省したのを覚えています。
田舎のおばちゃん。猫に玉ねぎ入ってたスープをあげようとしていた。ご飯あげるのは嬉しいが、まだまだ猫への危険認知度が低いのよね…。教えてはあげたけど。
最悪ね、ネコにチョコとコーヒーを同時にあげた人がいるみたい非常に悲しい…知らないのは仕方の無いことだけど、ネコに何かをあげるのだとすればちゃんと調べてからにしてほしい…あのネコちゃんは死んでしまうのかな?って思った瞬間すごく悲しい気持ちになりました。猫を飼ってる人ならわかるはず…
◆人間が食べられないものは猫も食べられない
人間が食べたらいけないものは猫も食べてはいけないのは当然ですね。
そして注意しなければいけないのが、「人間が食べるもの」でも「猫が食べられない物が多い」ということ。
生肉にはトキソプラズマ寄生虫の感染源になることもあります。食欲不振、嘔吐、下痢、血便、発熱、咳、呼吸困難 運動障害 視力障害などの症状などがあります。トキソプラズマ寄生虫は動物から人間に移ることもあります。
魚の鋭い骨や、砕けやすいトリの加熱骨は、突き刺さりやすく危険です。万が一刺さっても、猫は「骨が喉に刺さったの」なんて説明してはくれません。
人間があく抜きをして食べる野菜は猫にも注意が必要です。
◆絶対に知っておくべき、猫に与えてはいけない食べ物(50音順)
猫が青魚の刺身等を食べ過ぎると発症する、イエローファットは猫の皮膚の下の脂肪が炎症を起こして痛みを伴うしこりができ、さわると嫌がる事もあります。特にビタミンEが欠乏するとなりやすいと言われています。
アボカドに含まれるペルシンという物質は人間以外の動物は中毒症状を起こす危険性があります。痙攣や呼吸困難などを伴うこともあるので与えてはいけません。
主な症状:嘔吐・下痢・ふるえ・血圧低・ 中枢神経系の抑制・ 意識障害・血圧低下・痙攣・呼吸障害
ほんの少しと思っても、小さなネコには禁物です。肝臓の働きも、人間とは違います。有害以外の何物でもありませんので、絶対に与えないでください。
アワビに含まれるフェオフォーバイドという物質が原因で皮膚炎を起こし、耳など皮膚の薄い部分にたどり着くと取れてしまうほどの炎症になってしまう
毛が薄く、日光にさらされやすい猫の耳は症状が出やすく、光線過敏症により壊死してしまうことも。「アワビを食べると猫の耳が落ちる」という迷信はあながち嘘ではないようです。
イカに含まれるチアミナーゼとゆう物質はビタミンB1を分解する酵素を多く含みます。それによってビタミンB1欠乏症を引き起こす事があり、症状が進むと瞳孔が開き真っ直ぐ歩けずフラフラになるなどの症状があらわれます。
スルメは胃で水分を含み、10倍以上に膨れ、消化器官を圧迫してしまいます。膨れたスルメは腸を通過することも、食道に詰まって吐くこともできず、非常に危ない状態になることもあります。
ホタテ、サザエ、つぶ貝など
時期によって有毒なものもあるので、生で与えるのは避けるべきです。
また、アワビのように「光線過敏症」を起こす貝も多いので出来れば全般的に避けたほうが良いでしょう。
ホタテやつぶ貝などの貝類のお刺身は、猫が食べてはいけないお刺身です。普段は安全に食べられる貝類でも、時期によっては、有害な成分が含まれる事があるので、生で食べさせるのは避けるべきです。
猫はアワビ、トリガイ、サザエ、トコブシなどの貝を食べると「光線過敏症」という病気になることがあります。貝に含まれるピロフェオホルバイドαという毒性分が血中に溶け込み、日光に当たることで炎症が起きてしまいます。