■氷に覆われた世界最大の島・グリーンランド
■そのグリーンランドの氷の下で「巨大なクレーター」が発見された
隕石の衝突によるクレーターがグリーンランドで発見されたのは初めてで、氷床の下に衝突クレーターが見つかったのも初となる。
■衝撃の発見だった
クレーターが見つかったのは、同島北西部のハイアワサ氷河
BREAKING: A large impact crater beneath Hiawatha Glacier in northwest Greenland advances.sciencemag.org/content/4/11/e…
Image: Figure 1 see link pic.twitter.com/MfLJPqQGjn
翌年7月に現地を訪れ、堆積している岩石や砂粒を採取して地質学的構造を調べた結果、隕石の衝突を裏付ける石英が多数見つかった。
クレーターの直径は約31キロ
It’s the first such impact crater found in Greenland and has telltale marks of a meteorite’s work, like a bowl-shape and central peaks ⛰. pic.twitter.com/yboO8YQAPl
これはパリ全域がすっぽり入る大きさで、地球上で発見された衝突クレーターの大きさとしては上位25位に入る。
衝突した隕石の大きさは約1キロにも及ぶ
The meteor was likely more than half a mile wide, and the resulting crater is one of the 25 largest impact craters on Earth . pic.twitter.com/OGJp2YjHRj
形成年代は、グリーンランドを覆う氷床が形成され始めた300万年前から最終氷河期末期の1万2000年前までの間とみられている。
直径1.5kmの隕石で直径31kmのクレーターができるということは、1kmぐらいの隕石で仙台近郊がまるごと消滅させられるということか…まあでも1kmって、空を覆うデカさだよね…
■地球環境をも激変させる巨大隕石の衝突
地球には数々の隕石が衝突してきた
46億年の歴史を持つ地球には、これまでに大小さまざまな隕石が衝突してきた。
2013年のロシア・チェリャビンスク隕石は、窓を粉々にして多数の負傷者を出したが、その大きさは20mに満たなかったとされる。
約6600万年前の巨大隕石は恐竜絶滅の原因に
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