◆『耳を貸してはいけない言葉』
世の中には耳を貸してはいけない言葉が2つある。「素人のアドバイス」と「プロの感想」だ。逆に「プロのアドバイス」と「素人の感想」は大いに参考にすべきである。
◆『祖母』の教え
祖母は78歳で、バリバリ現役の仲居さん。未だに色んな料亭からオファーが来るらしい。「何に気をつけたらそうなるの?」って聞いたら
①好きな人とだけ働くこと
②絶対に人の陰口を言わないこと
③絶対に遅刻しないこと
「この3つだけ守りなさい」って言われた。たしかに。
◆『話し方』に関して 【3選】
ずっと前に教えていただいて、僕が守ろうとしているのは
「正論は優しく言え」
この優しくは「易しく」でもある。
自分の言いたい事が正しいと思うのなら、高圧的にならず、分かりやすい言葉で読みやすく。
下品な言葉や感情むき出しでは、たとえ正しくても聞いてもらえない。
やたら難しい漢字や、難解な言いまわしは、気持ちいいのは自分だけで 聞く側、読む側には伝わらない。
改行をするのは、読みやすいリズムを作るため。
ようは漫画のセリフと同じ。
【キツイ口調を抑える方法】
・まずは肯定
・ゆっくり話す
・早く反応しない
・正論が正しいとは限らない
・言わなくていいことは言わない
・弱点をつかない、探さない
・話を素直に聞く
・疑問を持ち過ぎない
・断定系を使わないで提案するような疑問系を使う
元FBIの人質交渉人が書いた”Never Split the Diffetence”の中で、著者のクリス・ヴォスは「世界中どこに行ってもどの文化圏でも、Whyという質問は相手を身構えさせる。」と言っていた。
これ読んで以来、仕事でもプライベートでも「何故こうした?」とか「なんで?」とか言わないようにしている
◆『マイナス感情』を抱いたら 【3選】
もし誰かを批判したいなら、悪口にはならないようにしなさい。ストレスが溜まってどうしても悪口を言わざる得ないなら、陰口にならないよう言いなさい。ふとした瞬間に自分も陰口してることに気づいたなら、素早くその場を離れ青空を探しなさい。もしも青空がなく雨が降り出したなら、傘をさしなさい。
昔、尊敬する人から「大人になるというのは、怒りの対象を間違えないようになること」と言われた。
追い詰められて心身が疲弊すると、怒りの対象を間違えるということがあって、たいてい、その人が言いやすい人や立場が弱い人に向けてしまう。
教授が「多くの褒め言葉よりも一つの悪口の方が印象に残ってしまうのは、ネガティビティバイアスと言って良いことから嫌なことをいち早く見つける進化の生存本能によるものなので、気にしないようにしてもそれはもう本能なので仕方ないです。本能なら仕方ないかって思うと楽になります~」って言ってた
◆『人間関係』に関して 【3選】
やはり人間関係をやってると、どうしても「このひと嫌いだなあ」と思うことがありますよね。ぼくもあります。けど、よく考えてみたら、ぼくが嫌いなのは「ひと」ではなく、「行為」だったんですよ。そこで、「この行為は嫌いだなあ」と変換するようにしたら、いちいち消耗せずに済むようになりました。
年上だろうが年下だろうが男だろうが女だろうがバイトだろうが社長だろうが日本人だろうが外国人だろうがそんな事は関係ない。人付き合いは一対一、個人と個人だ。他人を見下す人間、尊敬を払えない人間にはなるな。相手を見て態度変える様な人間にはなるな。人類皆平等だ。尊重し合って生きていこう。
近寄ってはいけない場所がある。それは「自分が惨めになる場所」。そこがどれほど魅力的に思えても、自分が惨めに感じる場所だったら、あなたに疎外感を与えている悪意の人が必ずいる。そんな場所に無理にしがみつくことはない。居るべきところは、自分が否定される場所ではなく、肯定してくれる場所。
◆『学生』への助言 【4選】