●日本中に衝撃が走ったハリルホジッチ監督の電撃解任
アフロ
ヴァヒド・ハリルホジッチ 監督/Vahid Halilhodzic (JPN),
MARCH 15, 2018 – Football / Soccer :
Japan head coach Vahid Halilhodzic attends a press conference to announce the squad for the international friendly matc… by 写真:YUTAKA/アフロスポーツ
サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)の解任が決まった。
2015年にハビエル・アギーレ氏の退任に伴い、就任したハリルホジッチ監督。
日本代表を6大会連続6回目のワールドカップ出場に導いたが、7日付で契約解除が発表された。
●ハリル監督と選手との状況悪化が解任の決定打になった
「むざむざと見ているわけにはいかなかった」「1%でも2%でも勝つ可能性を追い求めたい」
田島会長は、ハリルホジッチ監督の選手とのコミュニケーション不足、摩擦を把握しつつサポートしてきたが、ベルギー遠征のウクライナ戦後の状況悪化が、解任の決定打になったと明かした。
パリのホテルで7日午後6時(現地時間)に会って解任を伝えたこと、ハリルホジッチ氏が「満足出来ない、何でこの時期に?」と怒りと失望をにじませていたことを明かした。
●新監督に西野朗氏が就任することも発表された
J1の柏、G大阪、名古屋、神戸などで監督などを歴任し、1996年アトランタ五輪では予選で金メダル候補のブラジルを破り、「マイアミの奇跡」を起こした名将が非常事態の日本を救う。
6大会連続6度目のW杯出場となる日本が、開催年に入って監督交代に踏み切るのは初めて。
●一方、日本サッカー界のご意見番・セルジオ越後さんは「理解できない」とコメント
ハリルホジッチ監督の解任に驚きはない。僕は元々代えるべきだと言っていたし、先日のマリ戦とウクライナ戦でも結果を残せなかったからね。
ただし、後任に西野技術委員長が選ばれたのは理解できない。本来であれば、ワールドカップ直前に監督交代という事態を招いた田嶋会長とともに責任を取らなくてはいけない立場だ。
ハリルホジッチ監督の解任は日本協会の決断が遅すぎだ。ここで切るなら、もっと早く切ればよかった。3年間無駄な金を使った責任は誰が取るのか?
●Twitter上でも様々な声が上がっている
●西野朗新監督に期待する声も出ている