今やスマホユーザーには当たり前となった無料アプリ「LINE」
スマートフォンユーザーの多くが使っている無料通信アプリ「LINE」(ライン)。
2011年6月のサービス開始以来、ユーザーはうなぎ登りに増え続け、いまや日本人の2人に1人以上が利用していると言われるLINE。
月間アクティブユーザー:2億1,700万人以上
国内月間アクティブユーザー:7,100万人以上
2017年6月には、LINEからショッピングができる「LINEショッピング」をリリース。
そして電話番号で簡単にメッセージが送れる「SMS」
SMSとは、Short Message Serviceの略で、携帯電話同士で電話番号を宛先にしてメッセージをやり取りするサービスです。
スマートフォンでは「SMS」または「メッセージ」というアプリから利用できます。
ショートメッセージ送信時には、宛先やご契約の料金プランに応じた送信料がかかります。
◇ドコモ、au、ソフトバンクが番号だけでメッセージや写真に動画も扱える「+メッセージ」を5月にリリース
NTTドコモ、au、ソフトバンクは、携帯電話番号だけでメッセージをやり取りでき、さらに写真や動画も扱える「+メッセージ」(プラスメッセージ)を5月9日より提供する。
利用者が増加するLINE(ライン)など無料通信アプリに対抗し、各社が自社サービスへ誘導することで収益性を高めたい考えだ。
3社のユーザーであれば携帯電話番号だけでメッセージやスタンプなどをやりとりできるサービスで写真や動画なども送受信できるのが特徴だ。
◇「+メッセージ」は3社のユーザであれば最大2730文字までチャット形式でやりとり可能
SMSは電話番号を使って文字をやりとりするサービス。現在、他社間では送信できる文字数が全角70文字と制限されている。
携帯3社のユーザーであれば最大2730文字まで、チャット形式でやり取りできる。
従来は1通ごとに料金が発生する従量課金方式だったが、新アプリの利用料はパケット通信料に含まれる。
◇迷惑メッセージブロックの機能や既読も表示する
迷惑メッセージ対策は、サーバー側で実装される。NGワードのような仕組みはないとのことだが、一定のルールに基づき、問題があればメッセージを止める。
音声メッセージや地図情報の送受信にも対応。既読を表示する機能、QRコードの表示・読み取りによって連絡先を交換する機能、迷惑メールの送信元などをブロック・通報できる機能――など備える
要望があれば、格安スマートフォンサービスを手掛けるMVNO(仮想移動体通信事業者)などへの提供についても検討する。
◇5月以降に発売する機種には標準装備する
5月以降に発売される機種には、プリインストールされる。発売済みの機種はアプリのダウンロードや既存アプリのバージョンアップで対応する。
Android版は各社が個別に提供する形で、ドコモは専用アプリをドコモユーザー向けに配信。auはSMSアプリの、ソフトバンクは既存のメールアプリをアップデートすることで利用できるようになる。
1
2