■霧島連山・えびの高原(硫黄山)で再び噴火が発生
【噴火速報】
霧島連山 硫黄山で午後6時15分ごろ
噴火が発生 pic.twitter.com/3yx44nyxxn
■今月19日、250年ぶりに噴火した硫黄山
アフロ
A video grab from the Japan Meteorological Agency’s live camera image shows Io Yama erupting in Miyazaki prefecture, on the southwest island of Kyushu, Japan April19, 2018. Japan Meteorological Agenc… by 提供:気象庁/ロイター/アフロ
19日午後3時39分ごろ、250年ぶりに噴火が発生し、火口から約500mまで噴煙が上がったほか、火口周辺に大きな噴石が飛散。
気象庁は、噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げ、火口から2キロの範囲で噴石と火砕流に警戒するよう呼びかけていた。
■約1週間ぶりの噴火は、前回の噴火口とは異なる場所で発生
霧島連山えびの高原硫黄山の噴火、この前よりやや規模が大きい感じ。 pic.twitter.com/NcOHiAXax0
19日の噴火口とは異なり、乳白色の噴煙が火口から200m以上立ち上っているのを観測した。
この噴火に伴う空気の振動や地殻変動は観測されておらず、噴石の飛散も確認されていない。
気象庁は引き続き警戒を呼び掛けている
霧島連山・硫黄山で火口や県道1号線の脇から上がる噴気。 =2018年4月26日、宮崎県えびの市 pic.twitter.com/B9AwGQjypT
気象庁は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持し、火口から約2キロの範囲で大きな噴石や火砕流への警戒を呼びかけている。
■霧島連山では、新燃岳も活発な活動を続けている
今月5日に噴煙が8000mまで上がる爆発的噴火を起こして以来、火山性地震は依然として多いものの、噴火活動は停止中。
しかし12日ごろから、わずかな山体隆起も観測されており、気象庁は引き続き噴火警戒レベル3を維持し、厳重な警戒を続けている。
■相次ぐ噴火で各方面に影響が出ている
河川に噴出物が流入
えびの高原硫黄山の麓を流れる長江川も濁っています。一枚目加久藤神社前。二枚目えびのIC 近く。 pic.twitter.com/LMtVTJcjZe
川内川とえびの高原から流れてきた長江川の合流点。右が長江川。 pic.twitter.com/0ZEHfEQgEp
硫黄などの噴出物が川に流入した可能性が高く、農業用水にも使用されるため、人の健康への影響がないか水質の分析を進めている。
えびの高原は年間約80万人が訪れる宮崎県有数の観光地で、毎年この時期に約3万人が訪れる。
国民宿舎『えびの高原荘』、土産店など6施設が点在するが、現在は立ち入ることができない。
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