■多くの日本人が悩む「肩こり」
厚生労働省が調査した「体の悩みランキング」でも、女性で1位、男性で2位と、国民病といっても過言ではありません
日本人は欧米の人と比べると、頭が大きいわりに首から肩の骨格や筋肉がきゃしゃにできているため、肩こりを起こしやすいといわれます
■日頃の何気ない習慣が肩こりの原因かもしれません
1:同じ体勢を長時間続けている
飛行機や列車に長時間乗っていたり、自動車を運転したりして同じ姿勢を長く続けていると、同じ筋肉に負担がかかり過ぎて肩こりの原因になります
筋肉が緊張してしまい肩こりになりやすくなるだけでなく、腰痛にもなりやすくなります
デスクワークなどで作業に集中していたとしても、一時間に一回程度は休憩をとり簡単なストレッチをして、筋肉を休めるようにしましょう
2:運動不足
日頃から体を動かしていないと、筋肉が普段使われないので、筋肉の緊張や疲労が起こりやすく、肩や首筋がこります
水泳やウォーキングなどの有酸素運動が手軽で一番効果的。汗をかくことによって、筋力アップや血行促進に加えて、自律神経の乱れも整えてくれます
3:目への負担
パソコンやスマートフォンなどの普及により、眼精疲労から、肩こりやめまい、頭痛に発展することも多くあります
定期的に遠くを見たり、眼を動かしたり、温かいタオル、温湿布などで眼の疲れを取ってあげることが大切
4:姿勢が悪い
猫背など姿勢が正しくないと、頭の重みは前へとかかります。その前向きの重みは、首と肩にかかります
マッサージなどで一時的に痛みが軽減されても、姿勢を正さなければ、またしつこい肩こりに悩まされることになります
肩こりの治療や予防には、姿勢をよくすることがとても大切です
5:足を組むことが多い
足を組んで座ると骨盤が歪みやすく、背骨や首に負担がかかり、肩こりを招く恐れがある
血流が滞り肩回りの血流も阻害されることにより肩こりが引き起こされる
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