◆朝起きるのがつらい。。
◆それって、もしかしたら『起立性調節障害』という病気かもしれません
毎日気だるい。朝起きてからしばらくの記憶が曖昧。午前中は体調が悪い。これらの症状が当てはまるなら、それは『起立性調節障害(OD)』という睡眠障害の可能性が高いです。
この自律神経機能不全は午前~昼過ぎに強いため、午前中は布団からでることができず、怠け者に見えてしまいます。ODの約1割は重症型であり、遅刻や欠席が続くこともよくあります。
▼『起立性調節障害』は自律神経の乱れから起こります
人間に身体は、休息したりリラックスして体を休める時に優位になる副交感神経と、意識を覚醒させて活発に活動する時に優位になる交感神経の2つで構成される自律神経を持っています。
起立性調節障害は、自律神経である「交換神経」と「副交感神経」の互いの役割バランスが乱れることで、血圧や心拍をコントロールする「代償機構」が破綻して起こります。
▼では、なぜ自立神経が乱れてしまうのか?
自律神経系の不調により起こる起立性調節障害は、ストレスによって症状がさらに悪化すると言われています。その原因は、ストレスが自律神経系にさらなる乱れを起こすためです。
ストレスと一口に言っても様々な種類やあり、人の数だけ違いがあります。「こんなことくらいで」などと思ってはいけません。本人にとっては、重大な悩みであることもあります。
▼病気になりやすい年齢は?
発症のピークは15才前後だと考えられます。 どちらかというと女性に多いと考えられています。
この時期に強いストレスや環境の変化、勉強や部活動など忙しすぎるスケジュールで精神的に参ってしまうことが原因とも言われています。
▼大人でも病気になる可能性はある
大人になると「交感神経」が優位に立つ傾向にあるためか、だんだんと症状は和らぐ傾向にあります。
しかし子供の頃に起立性調節障害だった人の・男性で3割・女性で5割ほどの人は、成人後も日常生活に支障がある症状がそのまま残るか、またはストレスなどで再発すると言われています。
▼日々の生活習慣を見直すことで改善が見られます
●起きる時はゆっくりと立ち上がる
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