まるで組織ぐるみの『パワハラ』…日本大学の選手が会見で語った事とは

この記事は私がまとめました

▼日本大学のアメフト選手が悪質なタックルをしたことが話題となった

6日に行われたアメリカンフットボールの関学大と日大との定期戦で、関学大の先発出場したクォーターバック(QB)選手が相手守備選手から悪質なタックルを受け、負傷した問題が波紋を広げています。

パスを投げ終え無防備になった相手クォーターバック(QB)に背後から走り込んで強烈なタックルを加えるなど反則行為をし、試合開始から5プレーでこの選手は退場処分となった。

▼スポーツ庁長官も遺憾の意を示した

スポーツ庁の鈴木大地長官(51)が14日、アメリカンフットボールでの日大選手の悪質な反則行為に激怒した。

鈴木長官は同ニュースを取り扱った記事を引用し、「このタックルは如何なものか??」と、怒りを表す絵文字入りでツイート。

鈴木長官は「衝撃的な映像だった。個人的には退場に値するプレー。タックルを受けた選手には早く回復してほしい」とし「あのプレーがなぜ行われたのか、検証することが大切」と、背景こそが重要だとした。

▼この悪質タックルの件で関西学院大学側が会見

関学大は12日に、兵庫県西宮市内で、鳥内秀晃監督(59)ら会見。10日付で厳重抗議文書を送付し、回答次第では来年度以降の定期戦を「拒絶」する考えも示している。

日大へ厳重抗議文書を送付した関学側は、会見から一夜明けた13日も、回答期限に設けた16日まで待つ構えだ。

▼15の大学が共同宣言を出すなど、事態は大きくなっていった

関東学生アメリカンフットボール1部リーグのうち、日本大学を除く15の大学の監督らが、21日付で共同宣言をまとめ、各チームのホームページに掲載した。

「けがをする可能性があるからこそ、安全対策を何よりも優先するよう心掛けています。」とし、「スポーツマンらしからぬ行為、故意に相手を傷つけることは絶対に許されない、ということを胸に深く刻み込み、真摯な姿勢で取り組んでいく」と宣言している。

▼19日に内田監督が大学側に謝罪し、会見を開いた

辞表を発表するも、釈然としない会見だった

また、大学での常務理事・人事部長という役職は「違う問題ですので」と続投に含みを持たせた。謝罪と監督辞任で責任を取ったように装いつつ問題の核心には触れず、本当に反省しているのかは疑問符がつく会見だった。

▼被害者の父親が会見を開き憤りを示した

けがをした選手の父親・奥野康俊さんは「正直申し上げて、つらかったです。本当に大丈夫だろうかという気持ちでした」と述べた。

さらに、「内田監督の会見で真実を聞くことができませんでした。私の息子になぜあのようなことをしたのか、加害者がなぜあそこまで追い込まれたのか」と疑念の意を示した。

▼同日に警察へ被害届を出したことも明らかに

アメリカンフットボールの日本大の選手が悪質な反則行為で関西学院大の選手を負傷させた問題で、被害選手の父親が21日、警察に被害届を提出したことを明らかにした。

1
2
3

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする