ベトナム国籍のリンちゃん殺害事件…まさかの無期懲役の判決に怒りの声

この記事は私がまとめました

◆ベトナム国籍のリンちゃん(9)が遺体で見つかった事件

3月26日、千葉県我孫子市の草むらで、ベトナム国籍の市立小学校3年のレェ・ティ・ニャット・リンちゃん(当時9歳)の遺体が見つかった事件

事件発生から約20日経過した4月14日午前、千葉県警は、千葉県松戸市に住む、自称不動産賃貸業、渋谷恭正容疑者(46)を、死体遺棄容疑で逮捕した。

渋谷容疑者は、リンちゃんが通っていた学校の「保護者会(PTA)の会長」だったそうで、学校の校長とも親交が深く、地域でも信頼されていた人物だったと報じられている。

◆幼い9歳の少女に、性的暴行を加えた上、殺害したとされる

検察側の主尋問で主任は、リンさんの遺体の腹部から採取した試料から唾液と血液の成分が採取されたと証言。

渋谷恭正被告が所有するキャンピングカーからは、金属製SM用手錠、バイブレーターなどが押収。

リンさんの司法解剖を行った教授は「左右の上肢、下肢には帯状の表皮剥脱があった。膣や肛門には棒のようなものを挿入した時などにできる出血があった」と証言。

◆そして2018年7月6日、判決公判が行われ、無期懲役が言い渡された

「本当に悔しい。納得できない」
千葉県松戸市のリンさん(当時9歳)が殺害された事件で、同小の元保護者会長、渋谷恭正被告に対し無期懲役の判決が言い渡されました。
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死刑を求刑されていた保護者会の元会長に対して、

◆リンさんの遺族は、事件後に署名活動を行うなど、極刑を望んでいた

ハオさんは昨年3月の事件後、極刑を求める署名活動を行い、日本だけで5万人以上を集めた。

これまでの裁判で、検察側は「卑劣かつ冷酷な犯行で、更生の可能性はないと考えられる」などと指摘し、死刑を求刑していました。

◆今回の裁判では、遺族側はDNA判定の適正さを指摘

おもに遺留物のDNA鑑定の信用性などが争点となり、これまでの裁判員裁判では、

遺体遺棄現場周辺を被告の車が走行していたことなど状況証拠を積み上げた。捜査員らを証人尋問し、被告を犯人とするDNA型鑑定の適正さを主張した。

弁護側は「鑑定で人為的なミスや証拠のねつ造があった可能性がある」などと無罪を主張していました。

◆裁判長は反省の態度は皆無だとし、容疑者を非難

裁判長は、「被告人は法廷では否認するだけでなく、証拠が調査機関による捏造であると主張し、不合理な弁解をしている。他にも無神経に被害者の親を傷付けるなど、反省の態度は皆無である」とし、

被告が保護者会長として見守り活動をしていたことなどから、「社会や学校に与えた衝撃や混乱は計り知れない。女児の恐怖感や絶望感も甚大」と強調。

◆しかし、計画性が無かったなどとし、無期懲役を言い渡した

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