激論再燃。被災地に「千羽鶴」は必要なのか、それとも不要なのか

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■大災害をもたらした集中豪雨

西日本各地の豪雨被害が未曽有の広がりを見せている。時間を追って明らかになる痛ましい光景に驚き、言葉を失う。

死者・行方不明者が42人に上った昨年7月の九州北部豪雨から1年。大雨がまたしても甚大な被害をもたらした。

■徐々に支援なども始まっている

西日本を中心とした記録的豪雨の被害を受け、政府は避難所の環境整備など被災者の生活支援チームを設置

川の氾濫で水道施設が被害を受けたことなどで、ほぼ全域で断水している広島県三原市で、自衛隊による給水支援が始まりました。

被災自治体と交流のある筑西市は、物資を積んだトラックと職員を派遣。また、二〇一五年九月の関東・東北豪雨による水害で被災地となった常総市や境町も、支援を受けた恩返しをしようと、職員の派遣を決めた

■逆にちょっと困った問題も…

早くも「野次馬」の姿が見られ始めた。最大の標的は、21人が亡くなった真備町だ。また、「善意」で訪れた人々が、かえって救助・復旧を妨げる場面も。地元からは悲鳴が上がっている。

実際、地元からも、早くも「野次馬」が出没しているという証言が相次いでいる。ただでさえ交通状況が悪化している中、こうした野次馬が「渋滞」の一因にもなっている

『レスキュー隊のような服を着た窃盗グループが被災地に入っている』『犯人が載っている車は○○で、ナンバーは○○○○』などといった情報が拡散されていますが、警察ではそのような事実は把握していません」と、デマを例示

デマ情報も拡散されているようです。

■そんな中、ネットにて激論となっているのが「千羽鶴」だ

長寿のシンボルとして知られる鶴を1000羽折ることで、病気回復や長寿などの効果を願うという願掛けのような習わし

■再燃とされるのは「熊本地震」の時も話題になったからだ

熊本地震(くまもとじしん)は、2016年(平成28年)4月14日21時26分以降に熊本県と大分県で相次いで発生した地震

熊本県内の被災地へ「救援物資」を送ろうとする動きが盛んになる中、ネット上では「たとえ善意だとしても、『ありがた迷惑』になってしまう可能性がある」との指摘が出ている。

千羽鶴や応援メッセージ、汚れた古着や使用済みの毛布など、被災地に届いても「処分」するしかない品々もある。95年の阪神淡路大震災の際には、こうした「使用できない救援物資」の処分で、被災した自治体が2800万円の費用を投じたケースも

■なぜ千羽鶴は「ありがた迷惑」なのか?

被災地に千羽鶴を送ってもあまり効果がないという意見もあるようです。そればかりか千羽鶴はそのままゴミ化してしまい廃棄されるという

千羽鶴は災害から5年も経つと処分に困るようですね。善意が込められている分、他の余剰物資のように処分しにくい

利用価値のない千羽鶴よりも、やはり実用的な「募金」や「食料」のほうが良い。

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