錦織圭がウィンブルドンでベスト8進出を決めた
大会7日目、男子シングルス4回戦で第24シードの錦織圭(日本/日清食品)がエルネスツ・グルビス(ラトビア)と対戦
今回の相手であるグルビスは現在は138位だが、2014年にはキャリアハイである10位を記録している29歳
E・ガルビス(ラトビア)を4-6, 7-6 (7-5), 7-6 (12-10), 6-1の逆転で破り、大会初のベスト8進出を果たした
両者を襲ったアクシデント
錦織は試合開始時から右肘とその周辺にテーピングをしていたが、テーピングを外してマッサージを受けていた
第7ゲーム終了時に痛み止めのようなものを服用していた。錦織は肘に違和感があるのか、何度も右手を振ったり、何度もさすったりしている
錦織「大変な試合でした」
「大変な試合でした。出だしそんなに良くなかったのでどうなることかと思いましたけど。2セット目から落ち着いてやっと自分のテニスを取り戻して、2つタイブレークをなんとか取れたので、それがすごく大きかったです」
「今までこの(4回戦)壁を破れなかったので、うれしい気持ちもあります」と喜びを語った。
今回の勝利で、松岡修造以来の快挙を達成
ウインブルドンの同種目での8強は、1995年の松岡修造以来となる
ウインブルドンに9年連続10回目の出場となる錦織は、過去2度のベスト16(2014年、16年)がこれまでの最高成績だった
この勝利を受けて、松岡修造氏がブログを更新した
テレビの前で観戦していた松岡さんは、試合後自身のブログを更新。自らの思いを書きつづった
「ウインブルドンベスト8」この響きは僕の人生を変え、今も僕を支えてくれています。
ウインブルドンベスト8は僕の第2の人生の夢へと繋げてくれた宝物で、その夢とは僕の記録を破る選手を育てる事でした。
〜中略〜
しかし、まだウィンブルドンの夢は続いている。さあ圭、今まで芝に苦しまされてきた分、おもいっきりウインブルドンの芝で暴れてくれ。圭が目指すのはただ1つ、頂点のみだ!
おめでとう、圭! 日本の錦織圭選手が、ウインブルドンベスト8を決めました! 「ウインブルドンベスト8」 この響きは僕の人生を変え、今も僕を支えてくれています。 ウインブルドンベスト8は僕の第2の人生の夢へと繋げてくれた宝物で、その夢とは僕の記録を破る選手を育てる事でした。 その夢は錦織圭という選手によって叶え
今大会で錦織にみられた「ある変化」とは
「サーブ、特にセカンドサーブを改善できれば試合運びが楽になるでしょう」
アンドレ・アガシ氏
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