連日、猛暑が続く日本列島
今週後半も四国と関西、東海、関東甲信を中心に日中の最高気温が35度以上の猛暑と熱帯夜が続きそうです。
内陸を中心に体温並みまで気温が上がる所が多く、熱中症になる危険性がさらに高まります。
熱中症に最大限の警戒を
【被災地の自衛隊 熱中症相次ぐ】西日本豪雨で災害派遣された自衛隊員27人が、熱中症や疑いがあると診断された。隊員らは分厚い生地の長袖で活動するのが原則で、あせもや発疹などで受診する隊員は100人以上に及ぶ。 yahoo.jp/h4mr79
熱中症になりやすい条件を再確認
熱中症による救急搬送は、真夏日(最高気温が30度以上)になると発生し始め、猛暑日(35度以上)では急激に増加します。
気温が低くても、湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなり、熱中症への危険が高くなります。例えば、気温が25度以下でも、湿度が80%以上ある時は注意が必要です。
熱中症の発症には、気温や湿度などの環境だけでなく、服装や体調など個人の条件も大きく影響します。
特に油断しやすいのが「夜間」
東京都の調べによると、日中(朝5時~夕方5時)に熱中症で亡くなる方は全体の60%であるのに対して、夜間(夕方5時~朝5時)は40%もいることが分かりました。
寝ている間は体調の変化に気付きにくく、気付いた時には手足も動かせず、助けを呼べない状況になっていることが多いというから怖い。
夜間の熱中症はかなり危険。対策は?
気温が高くなくても、湿度が高いと熱中症になることがある。気温28度、湿度70パーセントになったら、クーラーをつけたほうがいい。
寝る2時間ぐらい前に寝室のエアコンをONにしておけば、コンクリートの放射熱を抑えることができますので、室温が効果的に下がってゆきます。
これが日中の熱中症と違うところで、寝巻きやシーツは通気性がいいもの、汗を良く吸い乾きやすいものを使う。=熱を下げるということがポイント
優れた通気性と熱伝導率でひんやりとした肌触りの天然繊維「麻」は、高温多湿で寝苦しい日本の夏に最適な寝具素材のひとつです。
寝ている間に汗をかくと、かなりの水分が失われるので、枕元に飲料を用意しておき水分の補給をしましょう。
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