■とんでもない暑さが続いている日本
アフロ
Passersby walk on a street in a heat haze during a heatwave in Tokyo, Japan July 23, 2018. REUTERS/Issei Kato (Japan) by 写真:ロイター/アフロ
7月23日に埼玉県熊谷市で観測史上最高となる41.1度の気温を記録するなど、7月中旬以降、東日本から西日本までの広い範囲で、平年値に比べて3度以上も高い気温が続いている。
今日26日(木)も西日本は夏の高気圧に覆われ、朝から気温が高くなっています。11時の段階で最も気温が上がっているのは山口で36.3℃、猛暑日の地点は5地点
気象庁は七月中旬から続くこの記録的な猛暑を「一つの災害」と認識。湿度も高く、熱中症にかかるリスクが高まる中、行政担当者は「適切に対応すれば防げる」と強調
台風12号ジョンダリは発達しながら、日本の南の海上をゆっくり北上するでしょう。
今は速度が遅いのですが、あす以降、速度を速めて小笠原付近を北上し、あさって土曜日の午後には暴風域を伴ったまま関東や東海にかなり接近し、上陸する恐れがあります
東日本を中心に暴風や高波、大雨の恐れがある。7月28日には隅田川花火大会が予定されている。
■以上のような猛暑の影響で野菜が高騰している
この夏の記録的な猛暑の影響で、キャベツやほうれんそうなど一部の野菜が、平年より1割から5割程度値上がりしている
■具体的にどのくらい上がってるのか?
小売価格調査によると、キュウリが1キロ当たり791円と平年比で約6割高となった。前週比でも約5割の急上昇。
都内の一部のスーパーでは、キャベツは先週に比べ80円ほど、レタスは50円ほど高くなっているという。
農林水産省園芸作物課によると、キャベツは平年に比べ4~5割高となり、豊作で安値傾向だったレタスは平年並みの価格に戻った。ホウレンソウは平年比3割高となっている。
■中でもレタスは3倍の価格になっているところも
レタスの価格は、1kgあたり168円で平年に比べて約0.5割と、わずかしか上昇していないようだが、都内にある青果店「レ・アル かきぬま」では、24日の時点でレタス1玉が170円だったが、3週間前には約60円だった
猛暑の影響で仕入れ値が約3週間で3倍に高騰しているという。
■高温で雨が少ないことが原因だという
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People walk between water atomizers located outside Tokyo Big Sight on July 20, 2018, in Tokyo, Japan. The hot weather saw temperatures rise to as high as 40.7 C degrees in central Japan on Wednesday… by 写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ
更に、出荷しても腐ってしまうことも影響している。
主な産地の群馬県や長野県で6月下旬から雨が少なく、高温が続いたことで、生育不良となり出荷量が少なくなっているため
北海道や青森から野菜が来ると、来るまでに品物が腐っちゃうんです。ロスが多いため自然と値段に反映されてしまう
都内のスーパーでは、仕入れた野菜が傷まないよう、店内に臨時のクーラーを設置して対応にあたっている。
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