◎記念大会となった、第100回全国高校野球選手権
平成30年8月5日(日)から17日間(雨天順延、準々決勝翌日の休養日1日を含む)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催します。
▼春の大会からルールを改正、タイブレークが導入されました。
選抜高校野球大会の運営委員会で高野連は、来春の第90回記念大会からタイブレーク制を導入することを決定しました。
春のセンバツから導入されていたが、実施された試合は無かった。
▼ちなみにタイブレークとは…
野球におけるタイブレーク(tie break)とは、同点で延長戦にもつれた場合、攻撃側にあらかじめチャンスを設定して得点が入りやすいようにし、早期決着を促す方式。
延長十二回終了時に同点の場合、十三回から開始。走者は無死一、二塁。
タイブレークは決着がつくまで続けられますが、1人のピッチャーが15回を超えて投げることはできません。
▼アンケートでも賛成の声が多数。生徒への軽減でルール導入された
17年の再度のアンケートでは、40都道府県の回答中38が導入に賛成。6月には、翌18年センバツと選手権を含むすべての大会での採用が固まった。
得点が入りやすい状況を作り出すことで決着を早め、選手たちにかかる負担を軽減させる狙いがある。
タイブレークに突入するケースはおおよそ2~3大会に1試合程になると思われます。
▼そして今回の、旭川大高(北北海道)と佐久長聖(長野)の第4試合、初のタイブレークに突入
4-4の同点のまま延長12回まで決着がつかず…
今年から甲子園大会でも導入されたタイブレークが、初めて適用された。
▼試合は佐久長聖が史上初のタイブレーク勝利高校となりました
長野の佐久長聖高校が北北海道の旭川大高校に甲子園で春夏通じて史上初めてとなるタイブレークの末、延長14回、5対4で勝ちました。
2イニング目となったタイブレーク。佐久長聖は先頭の真銅が三塁線への絶妙なバントを決め、これが内野安打に。無死満塁とし、上田の二ゴロの間についに1点を勝ち越した。