■台風12号の影響で北陸地方に猛暑が直撃
新潟県三条市で最高気温39.5℃(アメダス)
www3.nhk.or.jp/weather/rain/i… pic.twitter.com/iMy3fwQGaV
この南風が山越えとなってフェーン現象が発生している北陸地方は午前中から体温超えの猛暑の所が続出しています
各地の気象台では、水分や塩分の補給や冷房の利用など熱中症に対して十分な対策をとるよう呼びかけている
■「フェーン現象」の到来でうだるような暑さに見舞われた
台風の過ぎた日本海側ではフェーン現象が発生し,特に北陸で酷い高温になっています.今日29日12時までの最高気温は新潟県大潟38.7℃,小出38.4℃,長岡38.3℃ほか,福井県三国38.1℃,石川県輪島37.9℃,富山県氷見36.9℃など.必ず暑さ対策をしてください.熱中症に厳重に警戒をお願いします. pic.twitter.com/x3aQN4RpXh
気温37℃とか、頭おかしくなるで。
(新潟市)
■ところで「フェーン現象」ってなんだろ?
「フェーン」とはもともと、ドイツ語でアルプス山中に吹く局地風を表す「föhn」で、風下側で吹く乾燥した高温の風をフェーンと呼ぶようになった
日本では春から夏にかけて日本海側で起きることが多く、局地的な高温や空気の乾燥、強風などをもたらし、火災や熱中症などの被害が出る場合もある
■山を超えた空気はより気温が高く乾燥した状態で風下へ
山で乾燥した空気は、下降に従って温度が上がるが、山を昇るときよりも温度の変動幅が大きい。このため元の気温よりも高くなる
その結果、風上側のふもとで測った気温より、風下側のふもとで測った気温の方が高くなる現象が起こります
■フェーン現象が発生した場合は火災が起きやすい
■過去にも様々な大規模火災を引き起こしている
焼失建物は個人家屋5,228戸、公共造営物・会社銀行等510棟で、被害総額は193億2,639万円(推定)に上るなど、戦後では国内最大級の火災となりました
1
2