なるほど…日本の『水道水』が安心して飲める理由が納得だった

この記事は私がまとめました

■蛇口をひねってコップに注いで飲む、日本では当然ですよね?

日本人は「水と安全はタダ」と当たり前に思っていますが、世界の多くの国ではそうではありません。

■世界で安全に水道水を飲める国は15か国しかない

水道水が飲める国は、世界196か国中15か国しかありません。

アジア諸国で水道水が安全に飲めるのは、日本とアラブ首長国連邦だけです。

そして、意外なのがアフリカの3ヵ国。水事情が劣悪な印象のあるアフリカですが、南アフリカとその周辺国であるモザンビークとレソトでは水道水を飲むことができます。

■こんなに水道水を飲める国が少ないのはなぜか?

簡単に言ってしまうと、「国が豊かで、国土が狭い国」が最も有利です。水道管の敷設と維持には膨大な工数とお金が必要です。

また、浄水処理をするにはかなりのコストがかかります。なので、安全な水をペットボトルにして売る方がコストが安く済むため、あえて水道設備を導入しない国もあるそうです。

一方で、水道はあれども、浄水レベルが低いので飲めない国もあれば、水道自体が通っていない国もあります。そういった国は井戸や川の水を汲んで使用しています。

ただ、地域によっては、水道自体が無いところもあるので、お金さえあればできる。という事でもないようです

■そういった国で、水が飲みたい場合は、ミネラルウォーターが必須

つまり、大半の国は水道水ではなくてミネラルウォーターなどを購入して生活をしているということになります。

ただ、最近の新しい家には水道水の横に、浄水用の蛇口が設置されているキッチンも多くなっています。

■では、なぜ日本の水道水は安全に飲めるのか

水道水は、水質基準が厳しく設けられており、51項目の基準をクリアしなくてはなりません。

基準値は、動物実験などで得られたデータから、それ以下であれば人間の体に害がないとされる値のこと。

日本の水道水は、この厳しい品質基準をクリアしているため、仮に水道水を一生飲み続けても問題ないとされています。

■まず、有害物質を除去するために、塩素殺菌します